このページは中学校1年理科『生物』/takaの授業記録2002です |
観察8 葉緑体のはたらき(光合成)
2002 5 21(火)
第2理科室
(上:とある単子葉植物の葉緑体)
・ 生徒がつくったプレパラートで、植物の名前はわかりません
<授業の流れ>
1 葉緑体のはたらき(光合成)についてプリントにまとめる
・ 植物は小さな細胞でできている
・ 細胞そのものは無色透明である
<生徒との会話>
「細胞は何色だと思いますか?」
「緑!」
「違います。」
「白!」
「違います。」
「透明!」
「その通り!!」
・ 植物が緑色に見えるのは葉緑体があるから
→ ほっぺたを叩かれると痛いのは血行がよくなるから
→ 唇が赤いのも同じ
→ ウサギの目が赤いのも同じ
・ 葉緑体では、太陽エネルギーを使って養分をつくっている(光合成)
<生徒との会話>
「葉緑体があるとエネルギーができるから、みんなの身体に葉緑体をいれ
ると凄くない? 太陽があるとエネルギーができるから、ご飯を食べな
くてもいいんだよ。葉緑体が欲しい人、手を挙げて。」
「はい、はい、はい。」
「でも、夜になると太陽がないから元気なくなるんだよね。」
「雨の日もだめだよ。」
「違います。」
(上:Aさんの学習プリント)
・ 実習『葉緑体の観察』
→ 手順は、前回と同じ
→ 葉の表皮は『葉緑体が多すぎて見にくい』ので、裏側を観察させるのもよい
→ 気孔の周りの細胞はエネルギーが必要なので『葉緑体』がある
(上:ムラサキツユクサの葉の裏の気孔)
・ 葉緑体がはっきり観察できる
(上:Bさんのスケッチ)
(上:Cさんの学習プリント)
(上: キャベツの1番外側の食べられない部分)
(上:ジンチョウゲの葉)
<評価基準>
1 自然事象への関心・意欲・態度
2 科学的な思考
3 実験・観察の技能・表現
A 葉緑体のプレパラートをつくり、観察スケッチすることができる
4 自然事象についての知識・理解
B 葉緑体のはたらきを正しくプリントにまとめることができる
授業を終えて
いろいろな植物について調べてみると面白いのだが、時間にゆとりがない。
実際は、明後日からはじまる中間テスト範囲の確認も行った。
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