このページは中学校1年理科『化学』/takaの授業記録2002です |
テスト返却2 1学期期末テスト
および
1学期評価基準
2002 7 4(木)
第2理科室
前回の中間テストは教室で返却したが、今回は理科室にした。今年の学年は
生活態度がとても良いので、時間の無駄がない。
<平均点> 58点
60点になるように問題を作成したので満足はしているが、家庭学習の不足
は明白である。もっと難しい問題を出題したのだけれど、、、
さて、問題用紙を返却して答えの解説をした後、こられまでの『学習プリント』24枚を自己評価させた。そのための資料は以下の通りである。
理科 1学期 学習プリント評価
1年 組 番( )
プリント番号 |
評価の基準 |
ジャッジ |
理科1 オリエンテーション |
標本の数 (1種類・2種類・3種類以上) | C・B・A C・A・A |
理科2 名南図鑑 |
標本の数(1〜4・5〜6・7種類以上) | C・B・A |
発見したこと (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科3 花のつくり |
標本 (なし・4点セット・花粉、子房など) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科4 タンポポ |
タンポポ (なし・1種類・2種類) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科5 いろいろな花 |
標本 (なし・2種類・自宅から ) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科6 花のはたらき |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A |
理科7 果実種子胚 |
試料 (なし・1-2種類・自宅から ) | C・B・A |
種子と杯の区別、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科8 マツ・イチョウ |
自宅から持参( ) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科9 まとめ |
イネについて、その他 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A |
理科10 根葉脈子葉 |
標本 (なし・1種類・2種類) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科11 維管束 |
維管束の添付 (なし・あり) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科12 気孔 |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A |
理科13 葉緑体 |
スケッチ、実物添付 (なし・あり・すごいこと発見) | C・B・A |
理科14 ヨウ素反応 |
実物添付 (なし・あり) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科14 オオカナダモ |
実物添付 (なし・あり・すごいこと発見) | C・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科15 光合成で、、 |
実験成功の印 (なし・0.5・あり) | C・B・A |
理科16 呼吸 |
実験成功の印 (なし・0.5・あり) | C・B・A |
理科17 微生物 |
自宅から持参した (いいえ・はい) | B・B・A |
スケッチ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科18 | まとめと感想 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・B |
理科19 マッチガス |
マッチ (29秒以下・30-59秒・1分以上) | C・B・A |
理科20 いろいろな粉 |
持参 なし・あり( ) | B・B・A |
結果 (1-2・3-4・5種類以上) | C・B・A | |
発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | B・B・A | |
理科21 有機物 |
持参 なし・あり( ) | B・B・A |
結果 (1-2・3-4・5種類以上) | C・B・A | |
発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | B・B・A | |
理科22 酸素、二酸化炭素 |
持参 (なし・ペットボトル、レバー) | B・B・A |
まとめ、発見したこと (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A | |
理科23 炭酸水素ナトリウム |
持参 (なし・あり) | B・B・A |
実物添付なし・あり・すごいこと発見した | C・B・A | |
理科24 水素の爆発 |
金属の持参 (なし・ ) | B・B・A |
まとめ、発見 (しょぼしょぼ・普通・すごい) | C・B・A |
<学習プリントの自己評価>
以下のような感じで進んでいった。
「では、学習プリントを出しなさい。まず、1番のプリントです。植物が張り付けて
たと思いますが、いくつあるか数えてください。では、ききますよ。 1種類しかな
い人?」
しい〜ん
「2種類の人?」
何人かが手を挙げる。
「その人は2種類のところに丸をつけて、ジャッジをBにして下さい。次に、3種類
とそれ以上の人?」
たくさんの生徒が手を挙げる。
「その人は3種類以上のところに丸をつけて、ジャッジをAにして下さい。しかし、
注意しておきますが、後から先生が点検をして、例え3種類以上貼ってあってもいい
加減な人はジャッジをBにしますし、2種類でも丁寧に貼ってあったり感想や発見が
ある人はAになります。とりあえず自分で判断して、A、B、Cをつけて下さい。」
生徒からは、
「いままでやったことが蘇る。」
「そんなこともやったなあ。」
などの声が聞かれて、1学期の復習もかねた楽しい時間だった。
全てを点検するのに25分必要とした。
◎ 通知表の基準
今年から『相対評価』から『絶対評価』になるので、通知表の基準についても
以下の表を板書し、生徒に説明した。
評価項目 |
評価基準 |
総合評価 |
自然事象への関心・意欲・態度 | 上記の自己評価を参考にして、ジャッジする (学習プリントで判断する) |
5: A、A、A、A 4: A、A、A、・ 4: A、A、・、・ 3: A、・、・、・ 3: ・、・、・、・ 3: C、・、・、・ 2: C、C、・、・ 2: C、C、C、・ 1: C、C、C、C |
科学的な思考 | ||
実験・観察の技能・表現 | ||
自然事象についての知識・理解 | テストの合計が160以上: A 100〜159点: B 99点以下: C (定期テストで判断する) |
したがって、定期テストが2回とも100点であっても、『知識・理解』がAに
なるだけなので、仮に他の3項目がC、C、Cなら、合計『C、C、・、・』の『2』。
逆に、定期テストが0点であっても、他の3項目がAなら合計『A、A、・、・』の
『4』となる可能性があることも示した。
塾や受験とは違うのである。
===
それから、生徒の学習プリントを点検したのであるが、なかなか迫力あるプリント
あるので紹介しよう。
(上:果実・種子・胚のプリント)
・ 生徒の発見したことは、「しるがたくさん出た。」
・ 菌類の観察に最適な状態になっている