このページは中学校1年理科『化学』/takaの授業記録2002です |
実験12 塩酸と水酸化ナトリウムの中和
2002 9 10(火)
第2理科室
塩酸と水酸化ナトリウムを中和させると食塩水になる。理論的には飲んでも
安全だけど、、、。
(上:中和によってできた食塩の結晶)
<授業の流れ>
1 中和反応についてまとめる
酸+ アルカリ→ 水+ 塩(えん)
<ポイント>
・ さらっと説明しないといけません
・ 小学校でやっています
2 塩酸と水酸化ナトリウムの中和反応をまとめる
塩酸+ 水酸化ナトリウム→ 水+ 食塩(塩化ナトリウム)
<ポイント>
・ BTBの色の変化を確認する
・ 食卓にある食塩の成分表示は『塩化ナトリム99%』である
3 実験方法を知る
1 ビーカー1、2、3(50ml)を用意する
2 ビーカー1に塩酸10mlをとる
3 ビーカー2に水酸化ナトリウム10mlをとる
4 ビーカー3にそれらを混合して、完全に中和させる
5 先生の確認を受ける
6 中和液の味を調べる
7 合格の印をもらう
8 スライドガラスに中和液を1滴る
9 ガスバーナーで加熱して水を蒸発させる
(余熱を利用しないとガラスが激しく割れて危険)
10 顕微鏡で結晶を観察する
11 合格の印をもらう
4 実験する
(上:塩酸、水酸化ナトリウム、それらを混ぜたもの)
白い紙の上で操作させると良い
(上:中和した液体をスライドガラスにのせ水分を蒸発させる)
(上:顕微鏡で観察する)
5 今日のまとめをする
<評価基準>
1 自然事象への関心・意欲・態度
B 中和反応後の液体の味を自分で確かめることができる
2 科学的な思考
3 実験・観察の技能・表現
A 食塩水から食塩の結晶をつくり顕微鏡で観察することができる
B 塩酸と水酸化ナトリウムを中和することができる
4 自然事象についての知識・理解
B 塩酸と水酸化ナトリウムを中和させると食塩水になること理解できる
授業を終えて
全員が中和反応を成功させて合格の判をもらった。
顕微鏡観察をして合格の印をもらった生徒は全体の20%だった。
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