このページは中学校1年理科『地学』/takaの授業記録2002です

観察4 露頭と柱状図
              
                   2002 10 24(木)
                   第1理科室
 今日は教科書に載っている千葉県佐倉市の地層を観察する。ここには関東ローム層と呼ばれる赤土が見られるが、それは富士山が噴火してことを示している。


(上:Aさんの学習プリントから)


授業の流れ
1 露頭と柱状図についてまとめる

 露 頭: 崖や道路のわきなどで地層が地表に現れたもの
 柱状図: 地層の1枚1枚の重なり方を柱状に表したもの


2 教科書の写真(露頭)をみて、柱状図にまとめる
 ・ 千葉県佐倉市(関東ローム層)
 ・ 火山灰は、富士山や箱根山や浅間山が噴火したことを示す
 ・ 6〜50万年前


(上:関東ローム層、千葉県佐倉市。中学校理科2分野上42page大日本図書株式会社平成14年2月から転載。

3 その土地の歴史を推測する
・ 下になっている方が古い
 隆起(泥→ 砂)、沈降(砂→ 泥)
・ 化石と生痕化石

◎ 生徒の学習プリントから



評価基準
1 自然事象への関心・意欲・態度
 B 柱状図を丁寧に書くことができる

2 科学的な思考
 B 堆積物の変化から、隆起と沈降の歴史を推測することができる

3 実験・観察の技能・表現
 B 柱状図を正確に書くことができる

4 自然事象についての知識・理解
 B 露頭と柱状図に意味を正しく説明することができる


授業を終えて
 地層の学習を始めたばかりなのに、私が先走ってを教え過ぎたので、生徒の多くが次の関係を理解できなかった。
海が深くなる= 沈降(土地が下がる)
海が浅くなる= 隆起(土地が上がる)

 もっとゆとりをもって授業を進めれば良かったと反省している。

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