このページは中学校1年理科『地学』/takaの授業記録2002です |
観察11 鉱 物
2002 11 18(月)
第2理科室
理科室にある鉱物標本より、ずっと素晴らしいものを持ってきれた生徒達がいる。
(上:生徒が持ってきたアメジスト(紫水晶)などの鉱物)
<授業の流れ>
1 鉱物についてまとめる
1) 岩石をつくっている1つ1つの粒
2) 世界中で4000種類ある
3) 無色鉱物と有色鉱物に分類される
4) モース(独)によって10段階の硬さに分類された
→ 「プリントに全部写して、答えが全部分かった人は黒板に書きにきてもいいよ。」
と言うと、何人かの生徒達は、我れ先にと教科書や理科便覧を調べ始めた。初めの1
人が黒板に到着すると、何人もの生徒がダッシュで駆け込んできた。
(上:2重線の部分が空白(問題)になっていた)
2 中学で学習する6つの鉱物をまとめる
・ 無色(白色)鉱物と有色鉱物に分類する。
・ 教科書では漢字を使っていないが、漢字のほうがイメージしやすいので紹介した。
ただし、定期テストの時は平仮名でもカタカナでもよい。
(上:A君の学習プリント)
3 標本『鉱物10種」の観察
・ 6種類以外に『石墨』『硫黄』などの鉱物もある
・
(上:鉱物標本)
上段左から右へ『角閃石』『白雲母』『長石』『石英』『水晶』
下段左から右へ『石こう』『石墨』『硫黄』『』『輝石』
4 偏光顕微鏡による『角閃かくせん石』『輝き石』の観察
・ 初めに、教師がテレビに演示した
・
(上:偏光顕微鏡を使って観察する生徒)
(上:偏光顕微鏡で見た角閃石)
◎ C君の学習プリント
◎ D君の学習プリント
◎ Eさんの学習プリント
<評価基準>
1 自然事象への関心・意欲・態度
B 色鉛筆などを使って丁寧に鉱物6種類をスケッチすることができる
2 科学的な思考
3 実験・観察の技能・表現
B 鉱物を偏光顕微鏡で観察、スケッチすることができる
4 自然事象についての知識・理解
B 鉱物について正しく説明することができる
授業を終えて
普通の光学顕微鏡と偏光顕微鏡で観察・比較させることで、その美しさが倍増する
と思うが、今日はそこまでの時間を確保できなかった。また、ある学級では『鉱物』
として誕生石を紹介したところ大変盛り上がった。
月 | 誕生石 |
1 | ガーネット(ざくろ石) |
2 | アメジスト(紫水晶) |
3 | アクアマリン、ブラッドストーン |
4 | ダイヤモンド |
5 | エメラルド、ひすい |
6 | アレキサンドライト、ムーンストーン、真珠(鉱物ではない) |
7 | ルビー |
8 | かんらん石(ペリドット)、サードオニキス |
9 | サファイア |
10 | オパール、トルマリン |
11 | トパーズ |
12 | トルコ石(ターコイズ)、ラピスラズリ、タークォイズ、ジルコン |
← 前 時
観察10マグマの成分と火山噴出物次 時 →
観察12運動場から鉱物を探そう