このページは中学校2年理科『地学』/takaの授業記録2003です |
天気図を書こう2
2003 6 4(水)
各教室
天気図2日目の今日は、前の時間と同じ作業から始めた。
そして、海洋上の船舶からの報告『北緯』『東経』を地図上に見つける作業が
できることまでを目標とした。
(上:北緯27度、東経125度を教えるため、生徒用学習プリントにチョークを使って説明)
<授業の流れ>
1 各地の気象通報を記録する
前時と同じように、予め録音したラジオ放送のテープを聞きながら記録させる
<指導上の注意点>
・ 新しい情報が出てきた時は、テープを止めて確認する
・ クラスの状況に合わせて、テープを止めて休息する回数を加減する
・ 4クラスの平均休息回数は5回だった
2 船舶からの報告を記録する
各地の気象通報の次に放送される『船舶からの報告』を記録させる
<指導の手順>
1 北緯と東経について、教室の前にある世界地図を使って説明する
2 生徒に配付した日本周辺地図に、その船舶の位置を記録させる
3 船舶から報告された風向・風力・天気・気圧を記録する
4 1〜3を繰り返す
(上:4つの船舶からの情報が記録されたBさんの学習プリント)
3 日本周辺地図に記入する
次の時間は、日本周辺地図に直接記入することを予告し、練習をさせる。
<指導の手順>
1 1番『石垣島』の風向・風力・天気・気圧・気温の書き方を確認する
2 テープを聞いて、2番『那覇』の風向・風力・天気・気圧・気温を書かせる
3 2の作業を繰り返す
4 必要に応じてテープを止めて確認する
(上:画像をクリックすると拡大します400kバイト)
<評価基準>
1 自然事象への関心・意欲・態度
A 日本周辺地図に、各地の気象を書き写すことができる(宿題)
B 各地の気象を、最後まで正確に記述することができる
B 船舶からの報告を聞き、その位置を地図上に丁寧に書くことができる
2 科学的な思考
3 実験・観察の技能・表現
B 船舶からの報告を聞き、その位置を地図上に丁寧に書くことができる
4 自然事象についての知識・理解
B 北緯・東経に意味を正しく理解し、地図上に位置することができる
授業を終えて
学習する速度は決して速いとは言えないが、ほとんどの生徒が落ちこぼれることなく
高い興味関心を保ったままラジオ放送を聞き取ろうとする姿勢が見られる。
作業能力の高い生徒に対しては、次時、直接日本周辺地図に記入することを予告し、
各地の天気を地図に書き写す作業を宿題とした。
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天気図を書こう3