このページは中学校2年理科『地学』/takaの授業記録2003です

天気図を書こう1
              
                   2003 6 2(月)
                   各教室

 ラジオ気象通報を聞き取れるようになると嬉しい! その単純な喜びを1人でも多くの生徒に味合わせたいこと、中学校を卒業した後に「ああ、やったやった。これを聞くと中学校で勉強した天気のことを思い出す。」深い思い出のためにもしっかり勉強したい。 

<本時のねらい>
 NHK第2ラジオの『気象通報』を聞いて天気図を書かせたいが、1時間では無理なので、今日は『風向』『風力』『天気』『気圧』『気温』について確実に聞き取り、記述できるようにさせたい。

NHK第2ラジオ(909kHz)
午前9.10- 9.30
朝6時の気象通報


<授業の流れ>
1 気象情報の書き方の確認
風 向 ・ 16方位で放送される
・ 日本語でも良いが、時間的な問題から英語で記述させる
風 力 ・ 放送された風力の数値を書くだけ
天 気 ・ 『快晴』『晴』『曇』の3つを知らせる
・ 事前に確認したら、ほどんどがこの3つだった
気 圧 ・ 1000は省略して記述する
気 温 ・ 放送された風力の数値を書くだけ

参考資料:ひょうの画像

2 気象情報を聞き取り、その情報を記録する
指導上のポイント
・ 1番初めの石垣島でテープを止め、上記項目が全て書けているか確認する。
・ 同様に、2番目の那覇でもテープを止めて確認する。
・ 必要に応じて、3番目の南大東島も確認する
・ 生徒の反応を見て、2つの地点を同時に記録させる
・ これを繰り返し、クラスの2/3の生徒ができるようになったら、同時に3つの地点を記録させる
・ しばらく3つの地点を記録させ、できるようになったら5つにする
・ また、『にわか雨』など新しい天気の場合は、テープを止めて確認する
・ 黒板にも、同時に記録する


(上:板書の例)


(上:Aさんの学習プリントの一部)

<評価基準>
1 自然事象への関心・意欲・態度
 B 最後まであきらめずに記述することができる

2 科学的な思考
3 実験・観察の技能・表現
 A ラジオ放送の風向、風力、天気、気圧、気温を聞き取り、記録することができる
 B ほぼラジオ放送のスピードに遅れず記述することができる

4 自然事象についての知識・理解
 B 天気の記号を間違えずに記述することができる


 授業を終えて
 生徒達は、予想したより聞き取ることができた。何回もテープを止めながら確認したことが成功の原因だと思う。少なくともあと2回はやりたい。

← 前 時
1学期中間テスト返却

次 時 →
天気図を書こう2

↑ TOP

[→home(C) 2003-2005 Fukuchi Takahiro