このページは、Mr.Taka による中学校理科の授業記録:物理学 2年(2003年度)です

実験7 抵 抗
              
                   2003 7 15(火)
                   各教室

 夏休み前の予定がほとんど終了しているクラスについては、前時に引き続いて実験を行い、余裕をもって授業を行った。時間が詰まっているクラスについては、教室で練習問題中心の授業を行った。すでに数時間かけて学習している内容である。

<本時のねらい>
 電流・電圧・抵抗の関係を理解し、任意の2つの値から、残された1つの値を求められるようにする。


<授業の流れ>
1 オームの法則の復習
2 前時に実験した2つ抵抗の抵抗を求める

 (すでに終了しているクラスもあります)
3 いろいろな物質の抵抗を求める生徒実験

 (時間の都合で、行わないクラスもあります)
4 オームの法則に関する練習問題を解く
5 本時のまとめ

※ クラスによって内容が異なりますが、理解度が最終的に同じになるよう十分な配慮がなされています。
  
◎ 生徒が発表した物質の抵抗値
 黒板に発表させた項目は、代表者名、測定した物質、電圧と電流、そして、電圧と電流から求めた抵抗値である。この黒板を見れば、どの班が正しい実験結果を出したか、あるいは、正しい計算をしているかが分かる。抵抗Aは15オーム(誤差プラスマイナス1)、抵抗Bは10オーム(誤差プラスマイナス1)を正解とした。シャー芯は1Ω、絶縁体である消しゴムは無限大の抵抗値になる。

◎ Aさんの学習プリント
 抵抗A、Bの他に、豆電球を3つつないだもの、テープの刃の抵抗を測定している。

◎ B君の学習プリント
 シャープの芯の抵抗が2オームになっている。また、ハサミは金属できているで抵抗値が小さく電流を流す。

◎ Cさんの学習プリント
 抵抗について正しくまとめてある。私が紹介した簡単な計算問題について、正しく答えている。また、Cさんの感想を読むと、ミリアンペアとアンペアの違いが分からないようなので、説明する必要がある。


授業を終えて


  (上:実験を終えて、誰もいなくなった理科室の風景)

← 前 時
実験6 オームの法則

次 時 →
実験8 合成抵抗

↑ TOP


→home本ページに関するお問い合わせは、taka1997@ons.ne.jpまで
Copyright(c) 2003-2005 Fukuchi Takahiro, All rights reserved.