このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録 3年(2004年度)です

自然がもたらす災害と恩恵
                   2004 11 22(月)
                   各教室、45分授業

 ここは学習しなくても良い選択の範囲だけれど、入試に出たら可哀相なので、重要語句を中心に簡単な説明をした。

(上:Aさんの学習プリントから「自然災害」。)

参考資料: 学習指導要領で、生徒や学校・地域の実態に応じて、以下の2つの学習内容のうちいずれかを選択するように定められている。
第1分野: 科学技術と人間
イ 科学技術と人間
 科学技術の進歩による成果として新素材などの利用が行われ,日常生活が豊かで便利になったことを知るとともに,環境との調和を図りながら科学技術を発展させていく必要があることを認識すること。
第2分野: 自然と人間(本時)
イ 自然と人間
 自然がもたらす恩恵や災害について調べ,これらを多面的,総合的にとらえて,自然と人間のかかわり方について考察すること。


<授業の流れ>
1 教科書の写真に説明を加える
(10分)
2 本文を読む(10分)
 
3 重要語句を書き出す
(10分)
4 それらに説明を加える(15分)

 A 自然災害
・ 教科書の語句を書き出した後に、身近な自然災害を発表させましょう。

(上と右: 学級や個人によってまとめる内容が異なるのは当然です。)


 B 日本の自然とその恩恵

5 感想、発見


  ◎ A君の学習プリント

  ◎ 板書例

<評価基準>
1 自然事象への関心・意欲・態度
 B 身近な自然からの災害や恩恵を指摘することができる

2 科学的な思考
 B 自然と人間の関わりについて考察することができる

3 実験・観察の技能・表現
 B 自然に関する資料や写真を総合的、多角的に調べることができる

4 自然事象についての知識・理解
 B 日常で使われる自然からの災害や恩恵に関する語句を正しく理解できる


授業を終えて
 新聞やテレビのニュースでよく使われる言葉なのに、多くの生徒が知らないのでビックした。入試のために1時間学習したつもりだったけれど、理科どころじゃなく、一般常識のレベルで終わってしまった。

 今日の学習した内容は、日常の家庭内の話題として、ごく自然に学んでいくのが本来の姿であろう。中学生の友達同士の会話に、高潮や津波、地震のような話題を期待できないから、是非、保護者の方から話題を提供して欲しい。日本の教育レベルが向上のためには、家庭での教養豊かな会話が欠かせない。毎日の食卓には、自然と人間味溢れる話題を花として添えて欲しいものである。テレビから一方的に流れてくるバラエティー番組でしか会話が弾まないようでは、あまりに寂しい。

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(C) 2005 Fukuchi Takahiro