takaのメモ帳  

2008年 6月


2008 6 1(日)
6:00 起床
 カゼをひいて絶好調では無いものの、そこそこに仕事が進んでいる。今は、学校教育における評価の問題に取り組んでいるが、1番面白いのは「評価の目的」だ。なにしろ、評価を叫ぶ人々の私欲や力量が見えてくるからだ。その他の点も煮詰まってきたが、発表する前にもう少し読みやすくしたい。/ それより、5月30日に公開した美術教育における相互評価は、私が実践した教育の中で、もっとも理想に近い評価だと思う。詳細はそのページ『美術で相互評価をさせよう』を読んでいただければ分かるが、究極の目標は非言語による人類の相互理解と世界平和である。その結果として、数値による序列や画一的な評価はこの世から消えるるだろう。私は多様性と愛し、強欲を憎む。/ 評価の問題が終わったら、教育そのものの目標をもう一度考察してみよう。おそらく、私自身の中心的な課題に近いものが現われるのではないか、と直感している。

9:00 テニス
 15:00まで頑張ってしまった。これまた体調不良のまま時間が過ごしたが、美しい女性達からご指名を頂いたので帰ることもできない。/ 明日から2泊3日の野外学習が始まるのに、体力が 、、、

16:00 トモフク
 ビール大瓶とお好み焼きを頂いた。良く焼いたイカが旨い。

 それから夕寝をして、男子バレーボールのテレビ観戦をして、明日の荷造りをして、ビールを飲みながら仕事・・・。理想から遠い生活になってしまった。あららあ。それから、夏休みの予定については、本当に迷いに迷っている。これほどまでに優柔不断であり、どちらにも転びそうな2つの案を抱えているのは珍しい。

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 昨夜は久しぶりに心穏やかな夜を過ごした。/ それとは直接関係ないが、どんなに攻撃的な相手であっても、自分が非暴力で対応することは、とても重要だ。ただ、自分の能力が攻撃を受け止めるほどに十分に無い場合は「戦い」か「逃走」しかない。さらに、逃げる能力がないものは、相手と戦うことになるが、戦いのレベルもいくつかに分けられる。次の(1)〜(4)は、これらの行為を大雑把に分類したものである。

段 階 備 考
受 容  この受容は「相手が非常識」な場合である。その後、相手が非常識であることを教える段階に入る(教えれない場合もあるが、、、)。
逃 走  この逃走は「戦いを避けるための積極的な行為」である。これは相手から「卑怯もの」と呼ばれることになるが、不毛の戦いに第3者を巻き込まないので「尊敬される行為」として大多数から認められる。
戦 い  本能だけで動く動物レベル。
卑劣な行為  動物レベル以下。
 戦いに負けてもそれを認めない、相手の僅な非を探す。

 非暴力主義者の私は(1)と(2)なので、これは十分に自慢できる。逃走後は、客観的な分析と修行を重ねることで(1)を目指してきた。時間はかかるが、人間なら努力によって可能だ。(1)(2)と(3)(4)には大きな隔たりがある。

 私は、逃走する「判断の早さ」と「逃走そのもの速さ」を上げることも大切だと思う。すぐに頭に血がのぼる相手や、非常識で不条理な相手と戦うことになる。

 十分に話し合えば戦いは発生しない。戦いを好むものは、人間的な教育を受けていない獣である。私も本能レベルで戦いが好きなことは認めるが、実際には、しない。


2008 6 2(月)
5:00  起床
 今日から3日間連続して仕事がある。子ども達が良く活動して、貴重な体験を積み、楽しんでくれれば良い。教員はそっと手を添えてやるだけで良い。

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勤務
・稲武野外学習
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2008 6 3(火)

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勤務
・稲武野外学習
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2008 6 4(水)

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勤務
・稲武野外学習
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21:00 消灯


2008 6 5(木)
7:00 起床
 10時間寝たので、回復したと思う。

10:00 テニス
11:20 テニス
 昼間のレッスンを連続して受けました。カリスマ先生は、マダムにいじめられるという新しいキャラで出演していました。見習うべきところもありましたが、ちょっと怖いと思いました。

20:30 熱田祭りの花火
 ラジオを聞きながら簡単な仕事をしていたら、小雨模様のなかでも花火を決行するというので出動。最後の5分間はそこそこだった。違法駐車を取りしまる警察官のみなさんも御苦労様でした。


2008 6 6(金)
0:30 消灯

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勤務
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2008 6 7(土)
7:00 テニス
 今日のテニスはおにぎりに尽きる。

 夕方から、日本男子バレーボール・チームをテレビで応援した。勝って、北京オリンピック出場を決めたので、凄いと思った。ただ、自分には同じような経験がないので心から感動できなかった。自分が若く何も経験していないなら「もらい泣き」もできると思うが、1つの物事に対して全力を尽すというのは、私には一生できないのかも知れない。


2008 6 8(日)
11:30 テニス
 今日は絶好調。何をやっても決まった。朝から自分のペースで時間を過ごしたからだろう。

 偉大な先生の1人に「僕はエコを実践している」というお話を伺った。車、携帯電話を持たない、という話であるが、この先にはもっと深いものがあるだろうと期待している。


2008 6 9(月)
4:15 起床
 やりたいことと、やれるのに行動していことが一致していない。この感覚を克服する方法は何だろう?
(1)自分の強欲を滅する
(2)先走りする理想像を叩き潰す
(3)部屋の掃除をする
(4)いろいろな人とお話をする
(5)世界を見てまわる
(6)バランスをとる

5:15
 不規則な生活で頭が痛くなってきたけれど、このまま仕事を続けることにしよう。地道に1つずつ片付けるまでだ。

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勤務
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2008 6 10(火)
6:15 起床

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勤務
・スクールランチシステム説明会(NEC)
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18:50 クロッキー
21:00 二次会
23:30 消灯


2008 6 11(水)
6:05 起床
 意外に元気な自分に驚いている。

 HP『理科の授業記録』のリンク切れがたくさん発生したので、修復した。

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勤務
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 学期末が近づき、学校での仕事量が増えてきた。

20:30 ビールとお好み焼き

 自室に帰ってからもビールを開けた。あまりよろしく無いが、21時半までには消灯する。


2008 6 12(木)

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勤務
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2008 6 13(金)

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勤務
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2008 6 14(土)
7:00 テニス


2008 6 15(日)
8:00 アビリティー
9:00 テニス
13:00 メルパルク
15:00 第29回白さぎ会総会、懇親会
18:00 反省会
22:00 消灯


2008 6 16(月)
6:00 起床
 忙しい休日を過ごしたので、今朝は仕事をしないようにして、音楽を聴いたりコーヒーを飲んだりして、ゆったりとした時間を過ごしている。それでも残り5分になってパソコンを立ち上げてしまった。

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勤務
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2008 6 17(火)

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勤務
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2008 6 18(水)

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勤務
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17:50 クロッキー
21:00 二次会


2008 6 19(木)

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勤務
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19:00 テニス
 久しぶりにレッスンを受けた。途中、小雨のため中止だったが、2つの点を学んだ。
・フォアハンドストロークの打った後は、右足を浮かせない。
・サーブの重心移動では、右足の裏の内側を地面に滑らせるようにすると、左の腰にしっかりと重心が乗っていく。というより、足の裏を内側に倒した時点で、すでに重心は反対側に移動しているから、右足は左足に揃えるように移動させる必要はない。


2008 6 20(金)

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勤務
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18:30 飲み会
22:00 消灯


2008 6 21(土)
7:00 テニス
 ここ数日、よく寝ている。何もしてないのに寝るのはかなり悪い状況だ。しかも、クロッキーのアップも停滞しているので、大変良くない。そのかわり、スペイン語の勉強やメキシコについての学習は少しずつ進んでいる。


2008 6 22(日)
 今日は朝から雨でテニスもできないし、堅い仕事ばかり続けているので、気持ち悪くなってきた。なんか爆発的な仕事がしたいなあ。どうでもいいようなものとか、ぐちゃぐちゃなことがしたい。と書いたけれど、みなさなの迷惑になるようなことはしませんから御安心を! ま、自分の中での朗報といえば、本格的な梅雨を感じていることかな。最近は異常気象といわれるけれど、昨日と今日は、幼い頃に体験していた『じくじくする梅雨の季節』を感じられるので、何だか嬉しいよ。それが朗報。あと10日ぐらい続けば、もっといい。忘れてしまった何かを想い出せそうな気がする。/ 今は、クーラをつけ、扇風機を回して爽やかなような寒いような空気が蠢く室内で仕事をしている。もー、ラジオもつけちゃおっかな、と思うけれど、ラジオはいけない。自分の時間が撹乱されてしまうから。


2008 6 23(月)

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勤 務
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2008 6 24(火)

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勤 務
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18:50 テニス
21:00 二次会


2008 6 25(水)

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勤 務
・定期テスト1(初 日)
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2008 6 26(木)

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勤 務
・定期テスト1(2日め)
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20:40 テニス


2008 6 27(金)
6:00 起床
 6月中に評価の問題を終えよう、と思っていたが、今日の時点で失敗しそうな気がしてならない。失敗は残念な気がするが、それ以上に面白いことを発見したので、後悔することはない。つまり、評価という問題そのものが、私の興味をそそらないばかりでなく、時代や世論や雰囲気に左右されるものであり、私がどんなに一生懸命に仕事したり、考察しても、100年後には見向きもされない内容になってしまうことだ。これは私以外の誰がやっても同じことだ。もし、数100年後に見直される評価問題があるとすれば、それは今私が取り組んでいる評価とは違う種類の何かだ。私が取り組んでいる評価の問題は、世間を生きるための処世術に過ぎない。私はさっさと切りをつけて終わらせたいと頑張ってみたが、それが今を生きるための処世術であるが故に、ちょっとした誤りが、生き辛い環境を作る結果となる。ま、こんな問題は、初めから取り組まない方が良い。そもそも、私は他人のうわさ話や処世術に興味がない。人間教育を超えたところにある何か、に興味がある。それが何であるかは具体的には分からないが、多様な私の活動が1つになれば、それは言葉でも表現されるであろう。

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勤 務
・定期テスト1(最終日)
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2008 6 28(土)
3:00 起床
7:00 テニス
11:40 いずみランチ

 (昨日の文章の続き)私をそんな気分にさせてしまったのは、1册の書物である。ロン・クラーク著、亀井よし子訳、『あたままえだけど、とても大切なこと』草思社、2004年。
 この本とは、木曜日の夕方、学校帰りの港図書館で出会った。ちょっと立ち読みしただけで惚れ込んでしまい、その1册だけを借りて地下鉄に乗った。地下鉄を待つほんの数分間の間にのめり込んでしまい、ベンチに座ったまま何本かの電車をやり過ごした。電車に乗ってからも、座席に座って目頭を熱くして、他の乗客に見られているんじゃないかと、より一層集中した。そんなに感動したのは、それが実話であり、私が体験したことと酷似しているからだ。彼は人間愛溢れるタッチで書いているけれど、その裏舞台では大きな苦労をしたことが良く分かるし、それだけの努力をしたからこそ、大きな成果が得られたことが分かるからだ。
 とくに、感動したのは、クラーク先生が「オーバーヘッド・プロジェクターの準備をしよう」とクラスのみんなに指示する話だ。窓際の子どもはカーテンを締め、部屋のスイッチ近くにいる子どもは電灯を切り、プロジェクターの近くにいる子どもはそれを移動させ、コンセント近くにいる子どもはコンセントに差し、スクリーンの近くにいる子どもはスクリーンを下げ、わずか5秒後には、別の子どもがクラーク先生に指示棒を渡している。これが本当の、クラスのチームワークというものだ。何かをなすためには、それぞれの役割があって、それがきちんと分担されていれば、複雑な準備もわずか一瞬にしてできてしまう。
 たったこれだけの話だけれど、私は大いに感動した。本にはこれだけしか書いていないが、これができるようになるためには、子ども達は先生の話を一瞬たりとも聞き逃すことができない。なぜなら、「オーバーヘッド」という単語とともに行動を開始しなければならからだ。そして、オーバーヘッドによって始まる先生の話が、それに相当する立派なものでなければ子どもはそっぽを向くだろう。
 これも本には書いていないが、先生が「じゃあ、オーバーヘッドは仕舞おう」と言えば、先ほどとは全く逆の手順で片付けられ、5秒後には何ごともなかったかのように授業が展開されるのであろう。私は、そんな授業をしてみたいと思う。そのためには、準備と後片付けの練習を何10分間、何日間かに分けて行なわなければならないが、それはゲーム感覚に満ちてものであり、子ども達はそのゲームに参加したくてたまらないものだと思う。どの子どもも、5秒間のうちに自分の役割を完璧にこなしたいと願っているに違いない。
 このゲーム、否、準備において、何もしないように見える子どもにも、クラーク先生は役割を与えていると思う。読者の皆さんは、それは何かわかるだろうか。そてはとても重要な役割で、誰かがそれを破れば、オーバーヘッドの準備は台なしになってしまうものだ。その答えは、『黙って、前を向き、準備される時間を待つこと』である。その5秒間、誰の動作を見ることもなく、誰も席を立って準備していることを意識せず、ただ黙って待つこと。それはまるで、2回ほど呼吸しただけのようにな時間でなければならない。さもなければ、私が地下鉄の電車の中で泣いてしまうような出来事ではないのだ。
 完全なる役割分担は、ある目的のためには必要なことであり、練習が必要なことだ。同じようなことは、私が勤務する中学校の現場ではあまり見当たらないが、私にもできることがあるだろう。あいにく、私は学級担任から外れているが、1週間に3回しか顔をあわせない生徒達とでも、その時間(理科の授業)だけは特別なチームとして、もっと緊密な関係と集中力をもって学習できる方法があるはずだ。今はオーバーヘッド・プロジェクターは使う時代ではないし、その準備を練習させる時間もないけれど、私にはクラーク先生の次に教えることがある。ただ、現実の生徒達は、学ぶための基礎ができていないものが多いが、中学生は学ぶことに対してまだまだ十分にどん欲なので、私にもできることはあるし、これまでに実践して成果を上げてきたこともたくさんある。私は今、それをまとめて後輩に伝えたいと願い、努力している。できるなら、地下鉄の中で泣かせてやりたい。


2008 6 29(日)
 終日、梅雨らしい梅雨を楽しんだ。とくに、外で夕食を終えてからの帰り道、傘を持って来なかったので小雨の中を自転車で走ったが、家に辿り着く頃には、全身をずぶ濡れにする大雨に変わっていた。それから、乾いた服に着替え、ズボンを膝まで折り返して傘を差し銭湯へ行ったが、その帰り道は用がなくなった傘を差して歩いた。


2008 6 30(月)

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勤 務
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 学期末になり、慌ただしいような気がするが、それは自分の仕事がきちんとできていないからので十分に反省しなければいけない。しっかりしよう。

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takaのメモ帳
7 月

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6月更新履歴
 30(月) (若手教師のためのワンポイント・レッスン
 29(日) 骨格となる先生の言葉(同上)
 25(水) 授業を反省するための定期テスト(同上)
 24(火) 理科で毎時間の自己評価をさせる(同上)
 23(月) 評価って何?(同上)
 22(日) 敬愛される先生の評価(同上)
 21(土) みんなで創る評価基準(同上)
 20(金) 誰が誰を評価するのか(同上)
 18(水) 合唱コンクールは相対評価で(同上)
 17(火) 合唱コンクールで学級づくり(同上)
 13(金) 2つの評価方法(同上)
 11(水) 『中学理科の授業記録』のリンク切れ解消 教育実習生のみなさん、頑張って下さい!
  7(土) 評価の目的に迫る(若手教師のためのワンポイント・レッスン)

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