サファリ・ツアー(3泊4日)


(写真上:交尾するライオン。マサイ・マラ国立公園にて)
 

 1 日 記  初め(このページ)からどうぞ!!
   24 Jul 『サファリ・ツアー初日』
   
25 Jul 『2日目』
   
26 Jul 『3日目』
   
27 Jul 『最終日』

 2 サファリ図鑑〜私の出会った動物達〜

 3 率直なアドバイス

  1) 日本からケニアの国立公園まで
  2) 季 節
  3) サファリ・ツアーの申し込み
  4) 持ち物、服装
  5) サファリを終えて 


  私の日記
           1997 07 24(木)曇り
 サファリ・ツアー初日  

 ==◎今日の日程====================
 ホテル(サファリ・カー)→ マサイ・マラ国立公園
           同公園内にてゲーム・ドライブ
                         テント泊
 ============================

 ツアーは8時出発。
 目覚まし時計は6時45分に鳴るはずだ。
 だけど、トニーも私も6時に荷造り開始。

 7時45分。ホテルの玄関に降りていく。
 昨日の客引き達がいる。
 もう仕事を始めているのだ。
 仕事というより『路上でおしゃべりしている』のほうが正確かな。
 『客釣り』かな。

 迎えが来るまで15分なのに、
 トニーと私は、
 「コーヒーが飲みたい。」
 と贅沢を言う。
 すると、客引きの一人が
 すぐに飲めるところがあると言って案内を申し出た。
 小走りに行く。
 喫茶店に着くと、その男は席まで案内してくれた。
 さらに『アメリカン・スタイル』の朝食を注文。
 しかも、ウェイターに現地語で時間が無いことを説明し、すぐに
 持ってくるように命じた。
 「凄いサービスだな。」
 「チップを請求されるぞ。」
 と思ったが、彼は用事をすませるとホテルに帰って行った。
 私達は、あまりの親切に驚いた。

 かりかりに焼いたベーコンなどを楽しむ。

 そして、
 あっ、という間に持って来てくれたウエイターにチップを置き
 ホテルに戻った。
          ※ 朝食代:100Khs(250円)
                   チップ10Khs

 「おーい、10時だよ。」
 出発に時間は過ぎたというのに、まだ、私達はナイロビにいる。
 「予想はしていたけどね。」

 ツアー客は、私達のほかに4人いた。
 ポーランドの女の子2人、ドイツ人男性、イスラエル人男性。
 私達6人を乗せたサファリ・カーは、順調にマサイ・マラ国立
 公園に向かった。

 昼食は、公園に入り口のレストランだ。
 しかし、これが悲惨。
 パン、バター、チーズ、ハム、トマト。
 以上である。
 これを自家製サンドウィチを作る。
 何とも、みじめな食事だった。

 「さあ、いよいよサファリ・ツアーだ!」
 私達を迎えてくれたのは、食事中のハゲタカ。
  (写真下:争いながら、騒々しく食べる。
      今日のメニューは、トムソンガゼル)
  

 車道のすぐ脇でみられたのは、ツアー中この時だけだったので、
 ラッキーだった。

 それから、たくさんの種類の動物を見た。

(写真上:ディクディク)
    小型のレイヨウ。体高35センチ。
    小さい角がある。(雌には無い。)
    尾は、ほとんど無い。
(写真上:グラント・ゼブラ)
     いわゆる『しまうま』
     ケニアで、最も普通に見られる。

(写真上:ブラック・バックド・ジャッカル)
     『背黒きつね』
    犬科であるが、『きつね』に似ている。
    死肉の周りでみられる掃除屋。
(写真上:ヌー、ワイルド・ビースト)
     牛科。
    マサイ・マラ⇔セレン・ゲッテッイ
    の大移動は有名

 
 けど、富士サファリ・パークのようでもあった。

 18時。国立公園のゲートを出る。
 本当は、これからは肉食獣達の活動する時間なのに、
 「何で帰るんだろう?」
 と残念に思うものの、どうにもならない。

 テントはトニーと一緒だ。
 テントの中には、大きなベッド2つ、シャワー、トイレ。
 私は、靴を脱いでごろんと横になった。
 白ワインを開ける。
 トニーと飲む。
 寒いので、シャワーは明日にする。

 外で日記を書いていると、イタリア人女性カロに、
 「隣に来い。」
 と誘われた。
 彼女は、夫のパウロと一緒に東アフリカを回っている。
 とても利発で魅力的な女性だ。
 彼等と今日見た動物を挙げてみる。
 ・ トムソンガゼル    ・ ヌー
 ・ マサイマラ・ジラフ  ・ ゼブラ
 ・ ジャッカル      ・ インパラ
 ・ ディク・ディク    ・ イーグル
 ・ バルチャー(はげ鷲) ・ ハイエナ

 そのまま、彼等と一緒に夕食。
 スープからデザートまで、とても満足のいく内容だった。

 その後、マサイのダンスを見る。
 観光客用なんだけど、面白い。
 200Khs(500円)払った。
 
(写真上:「むうーん。むうーん。」と喉を唸らせる音を発し、
     単調なリズムに合わせて踊る。また、『起立』の姿
     勢でジャンプし、誰が高く飛べるか競い合う。)
  

  22時消灯。

                              
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『サファリ・ツアー2日目』
       25 jul曇り時々晴れ

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