バゲハット/バングラデシュ1999/日記 28 DES/taka を提示しました

  
  私の日記            
 12月28日(晴れ)

  ==◎今日の日程====================
  終日移動
    ジェソー(飛行機1)→ ダッカ(飛行機2)→
  → チッタゴン 

                       チッタゴン泊
  ============================

  7時起床
  女が部屋の掃除にきてバクシーシをねだる

  誰も「そうじをしろ!」とは言っていないし、着替えの途中に
  「ホコリをたたろ!」とも言っていない

  次に、男が来て、何やら言いたげなので部屋に入れてやったら、
  シーツを洗うジェスチャーを始めた。勿論、途端に追い返した

  彼等は本当にお金がないのだ、と思う。
  だけど、バクシーシはやらない。私の迷惑を顧みないのだから
  、、、

  7時10分
  階段を降り、宿の隣の食堂に入った

  ラマダーン(断食月)は、食い物を探すのは難しいが、入り口
  にカーテンを掛けてある店は『怪しい』事を学習していたので、
  今回も1発的中だった。

 (写真右)
 揚げたてのパンはうまい
 小麦粉を十分に練ったものを伸
 ばし、折り畳んでから揚げる。
 油も新鮮。

 それを、トウモロコシ・ベース
 の辛口ソースに付けて食べる

 食後はブラック・ティー

  次の客がやってきた
  
  (上:女の客は珍しい)

  ===

  今日は、飛行機でチッタゴンに行く予定だ
  ※チッタゴンはバングラデシュ北部にある湖の美しい地域であるが
   外国人は政府発行の「入域許可書」が必要らしい。しかし、そな
   ん書類を手配する時間はないので、とりあえず突入する

  飛行機は9時50分発だけど、何が有るか分からないので8時には
  宿を出よう

  それにしても、こんなに静かにチャーを飲んだり食事をするのは久
  しぶり、というより初めてだ。バングラデシュでは、とにかく人に
  囲まれるからね。この食堂の男達は、静かに私を見守っている。日
  記を書き始めると、電気も付けてくれた。大変素晴しいサービスに
  驚くばかりである。私は、この食堂を推薦したい。

  ===

  9時3分 空港にて
  その子供を見ていると、まるで犬猫のようだ
  父母からして裕福な家庭に育っているが、その子は、母親の先頭に
  立って歩く。そして、都合が悪くなると母親の袖に下に隠れる。本
  当に袖に下に隠れる。彼は「主従関係」「力の関係」を学ばなけれ
  ばならない。彼は「母に属するものであり」「母より弱い」のだ。
  私は、ここでも教育の問題点を目のあたりにする

  
  その家族が残していったものは、階段に投げすてられ中味の飛び散
  ったティー・バッグと真っ白なベンチに滴る紅茶。そして、ティー
  ・ソーサーの上に載せられたカップの中には、まだ30mlほどの紅
  茶が残っていた。金持ちでありがなら、このマナーの低さ。最悪!
  この問題のさらなる問題の答えには、さらに、時間が必要だ

  ===(機内にて)===
  3000円のフライトなのに
  素敵なサービスでしょ!
 
  (上:機内サービス)
  (右:シュチワーデス)

 (左:ダッカ校外)

  11時半
  ダッカ着
  空港カウンターで、すぐに「チッタゴン行き」チケットを買った

  午後1時半
  この頃には、チッタゴンに着いていたのだろうか
  
  大枚をはたいて飛んできたが、ここから最悪!!(旅の途中に
  は、こういう時期もある) まず、空港を出たばかりの料理屋
  で40taka払って憤慨する。注文する前に「チキンはいくら?」
  と確認して「15taka」と言うから安い店だと思って安心して
  「ライス」「コーヒー」も頼んだら、全部で50takaになった。
  そんな計算あるわけない!きききー
  頭にきて噛みついてやったけど、、、

  それから、市内までミニタクシーかリクシャーで行こうと思っ
  たら「200taka」とか言ってくる。そなん酷いボッタクリ
  料金は久しぶりだったから、空港から地道までの1000m
  を返事1つせずに歩いた。「ひねくれ日本人!」と思ったに
  違いない。

  地道に出てからも、ミニタクシーの運ちゃんに「500taka」
  と言われて頭に来て「1takaで行け!」と答えた。もう、本
  当に切れていた。
  
  (上:ペプシの看板の前で2時間腐る← ひねくれ者)

  やがて「30taka」のリクシャーが現われた。
  
  (上:リクシャーに乗ったときには疲れ果てていた)
     後には、海のように広い川が見える。

  
  (上:チッタゴンの街で、ホッタテ小屋の屋根に飛
     行機のハリボテを見た。いったい、何なんだ?)

  さんざん道に迷いながら着いたのは超高級ホテル。
  私には縁がない。ふぐー

  それから、リクシャーを降りるときにも「バクシーシ、バ
  クシーシ」と言われて40taka払ったのに(博物館に寄り
  道してもらった)、運ちゃんはもっとヨコセと言っている。
  お陰で、超高級ホテル前に人集りができたけど、私は負け
  ない。ベンガル語と英語での論争の末、勝者は悠々とドア・
  ボーイに扉を開けてもらい中に入った。

  「1泊50$(2500taka)」
  と言われて断わった。そしたら「いくらなら出せる?」と
  聞いてきたけど、
  どうして料金を客に聞くんだ!
  ここは3流ホテルか!
  お前もぼったくり料金を言ったのか!

  私はソファーに座り、今後の計画を立てた。この街は似合
  わない。早く出よう。

  それから、鉄道駅前の中級ホテルを目指したけど、またまた
  リクシャーの運ちゃんと喧嘩をするし、地図上の位置も分か
  らないし、さんざんな日だ。

  結局、家族客が載っているミニタクシーに便乗させて貰い、
  鉄道駅前の中流ホテルについた。料金はいらないと言ったけ
  ど、バクシーシ5takaを払った。後席の家族客は「うんうん」
  と頷いていた。

  ===

  そのホテルには森長さんがいた。しかし、彼は風邪をひい
  て寝込んでいた(風邪ならいいけど、、、)
  
  (上:夕食後のデザート。米で作ったもの。甘あま)

  彼を夕食に連れ出す
  何を喰ったかは忘れた
  たぶん、チキンと米だろう
  85taka(2人分)+5taka(チップ← あげなくて良い)

  それから元気になって、夜の駅前界隈を散歩した
  結構活気があって面白い


  (上左:荷台に載った少年。調子に載っている)
  (上右:バイクにまたがった少年。金持ちです)


  
  (上:乾物(魚)屋のお兄さん達)

  
  (上:このナッツは、1回だけ食べた。まあまあ)


  (上左:市場の中に突然、モスクが現われた。しかも巨大)
  (上右:頑張って撮影した。この後、ちょっと怒られた)


  (上左:たまごを載せた荷台が、細い路地いっぱいに通る)
  (上右:それを撮影していたら、今度は人々に集られた)

  
  (上:この親爺も「撮れ撮れ!」と言う。撮りたくないけど
     撮る。だって、何故か天井から肉がぶら下がっている
     んだもん。彼は何者? )

  さんざん歩き回って疲れて帰る

    ホテルのロビーでは、1人のボーイが盛んに目配せして
    くるけど無視してしまった。よくよく思い出せば、彼は
    散歩に出かける前「特別にビールを150takaで用意する」
    と言った彼だ。

  部屋に入るとバタン・キュー

  9時半、興奮して目覚める

  そのまま宿の隣の映画館に入った
  バングラ映画の初体験

→ 映画館に入る
ここはイスラム圏だし、
勿論、成人映画でもないけど、、、

  お疲れさんでした

  ほんでもって、寝る
  24.00

続きをどうぞ!

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