このページは旅行記『メキシコとキューバの旅行記2008夏』 2008 jul. 19 - 2008 aug. 19  です。

私の日記 27日目
2008年8月14日 木曜日           
                      
◎ ハバナ市内観光 =======================
(1)葉巻き博物館は見学せず
(2)旧国会議事堂(カピトリオ)
(3)国立美術館の分館
(4)中央公園(セントラルパーク)
(5)
ハバナの鉄道駅
(6)ホセ・マルティーの家
(7)ラム酒の『ハバナクラブ博物館』
(8)サンフランシスコ・デ・アシス修道院
(9)ジャズカフェで日本人の生ジャズを聴く
                            ハバナ泊7
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葉巻き博物館
 意欲満々で入ったが、大型観光バスで乗付けた観光客でいっぱいだったので諦めた。それでも後悔していないのは、この工場はすでに観光客専用になっているからビデオで見ても同じであろうから、、、10ペソもするもの頂けない。

上:葉巻き博物館(私の宿から徒歩5分)
 手前に写っている赤や黄のバスは、一般市民用の市バス。故障車のように見えるが、たぶん動く。

旧国会議事堂(カピトリオ)
 カピトリオの中央には、長谷寺の千手観音のような女性が立っていた。胸の部分に光が当たっていたときは、事前に計算したのかと思ったけれど、それは違うようだった。床の中央にはめ込んであるダイヤモンドは趣味の良いものではない。まあ、地下から算出した鉱物をイメージしているのなら面白いが、そのような発想ではないだろう。それから、人々が集まる時には広いスペースが必要であることをまたまた確認した。


上:カピトリオの外観
 この前に宿泊しているので、毎日見ているが内部に入るのは初めてである。

右:紫色と黄色のオープンカー(タクシー)が観光客を探している。

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右:入って真正面にある女性像。この場所にある、という圧倒的迫力が凄い。右上の写真の円形部分に真下にある。また、手前のからし色のシャツの男性の足元の赤いロープの内側には巨大なダイヤモンドが床に埋め込まれている。


上:女性像前に伸びる左右の廊下。日本の国会議事堂なら、さしずめ参議院と衆議院につなぐ長い廊下のようなものだ。

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上:とある会議室。
 私もこのような広い会議室が欲しい。もちろん本当に仕事をするためである。

右:本会議場の1つ。
 全く同じような会議場がもう1つあった。

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上:とある部屋の天井

10.30 軽食

上:私が手に持っているハンバーガーは1ペソ(5円)。決して美味しいものではないが、その安さは驚き。後ろに写っているピンク色のジュースは2ペソ(10円)。これは美味。

国立美術館分館
 眠くならないように、興味がない作品を飛ばした。メモを取りならが鑑賞する楽しみを味わったので、日本でも同じようにしよう。名古屋にもたくさんの美術館がある。


上:国立美術館分館の入り口

右:分館内部の中央階段

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中央公園(セントラル・パーク)
 中央公園(セントラル・パーク)と中央広場(プラサ・デ・アルマス)は全く違う。

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上:公園にあるホセ・マルティー像。


上:私は昼食後、ホセ・マルティーの家へ行く。

左:ここでは、野球談議に花が咲くらしい。そして、夜になるとホモが出るらしい。詳細は不明。


上:キャバレーの看板を見つけた。1人でなければ入ってみたいけれど、、、

13.00 宿に戻って昼食
 巨大なパパイヤを丸ごと食べた。昨日と同じようにオアキーナにお裾分けしたら、喜んですぐに食べてしまった。
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上:パパイヤ。写真には写っていないが、中央には真っ黒な種がびっしりと詰まっている。

 30分ほど涼んでから、ホセ・マルティーの家まで歩いた。
 以下はその途上スナップ。

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上:昨日買った葉巻きを吸ってみた。火がないので、路上でタバコを吸っているおじさんに借りた。初めの5口ほどは痺れるように旨かったが、次の5口はあれっ、て感じで、その後は毒物そのものに変わる。しばらく、火が付いたまま持ち歩いていたが、知らない間に火が消えていたので捨てた。初めの数口は素晴らしく、また、5円の葉巻きを吸うという行為も魅力的だ。ただ、次に吸うのは10年後だろう。

ハバナの鉄道駅


上:立派な作りの鉄道駅正面。


上:表通りから見た鉄道駅。

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上:駅構内。プラットホームに入るためには、列に並んで係員の検査を受ける必要がある。


上:待ち合い室の様子。

ホセ・マルティーの家
 ホセ・マルティーは、キューバにとってとても立派な革命家だ。先のセントラル公園に中央に彼の彫刻があることでも分かる。場所は、鉄道駅のほぼ正面。

 じっくり見れば興味深い場所だと思う。

右:少女の髪。とても丁寧に扱われていたので、かえってアウシュビッツ強制収容所で見たユダヤの女性達の髪を思い出してしまった。

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 それから海岸沿いの道を歩いてラム酒の『ハバナクラブ博物館』を目ざした。
 以下は、その途上スナップ。






上:民家の壁に描かれた英雄『チェ・ゲバラ』。
 けっして上手い絵とは言えないけれど、彼が今も国民から愛させていることを感じる。それに引き換え、彼と一緒にキューバのために戦った『カストロ議長』は、ほとんど街で見かけることがない。その理由の詳細は分からないが、カストロ議長は現実路線を、チェ・ゲバラは自らの理想に従って進み死んだからだろう。
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ラム酒『ハバナクラブ博物館』
 行ったけれど、私にとって7ペソの価値はなかった。2ペソでも高いと思うけれど、ガイドが説明してくれるし、最後に試飲させてくれるから無料は無理だろう。


上:アフリカから奴隷が運ばれてきたときの資料。
 彼らはサトウキビから砂糖を作るために働かされた。

上:サトウキビを絞る機械


左:最後に1口試飲して終了。

右:なぜか葉巻きも売っている。

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上:サトウキビを絞った汁を煮詰める窯。


上:砂糖を作る工場の模型。そこそこに大きなもので、蒸気機関車の模型が走っている。

サンフランシスコ・デ・アシス修道院

上:サンフランシスコ・デ・アシス修道院と同名の広場

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上:修道院の中は、有料のちょっとした美術館になっていているが、私は気づかずに入ってしまった。また、上の写真中央では、本日演奏するギタリストが音合わせをしていた。キリスト教は、ここでも信仰されていないようだ。ちなにみに、私は黒人を奴隷として強制連行し、売買し、強制労働させたスペイン人達の宗教であるキリスト教を心から嫌っている。タバコ以上に嫌いだ。キューバの人々は、私とは比較できないほど大きな感情を持っていることは簡単に想像できる。

 それから自動車博物館を探したけれど、見つからないので諦めて、ハバナの市内観光は終了。



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上:本屋でもチェ・ゲバラの顔写真をよく見かける。

左下:ヘミングウェイが常宿としたホテル

 時間が早いので、ショッピングしようとぶらぶらしてら、ヒロさんに出会った。かなりの偶然だ。彼の靴選びにつき合ってから、今晩、ジャズカフェにいくことになった。


上:ヒロさんお勧めのソフトクリーム屋(5円だったかなあ)

ジャズカフェ

上:タクシーでジャズカフェへ向かう。

 入り口では、3人の女の子(プー)が待ち構えていた。腕をとってすりより、一緒に店に入ろうとしたが振り切った。ここで同伴になれば、朝まで一緒になってしまうだろう。


上:飯とビールと水で腹ごしらえ。

 さて、演奏は定刻23.30に始まった。ドラマーが圧巻だった。超絶技法なのに、顔はどこ吹く風。すごい演奏を頑張っていないようにして聴かされると、精神は鋭利になる。グループのリーダーはパーカッション担当だけど、それよりまたに出す声が断然凄い。彼は自分の天分を自覚しているが、その表現の方法を少しだけ間違えているようだ。私自身もそうならないように(すでに間違いだらけだけど)注意しよう。その他の演奏者は、メンバーに合わせようする努力が伝わってくるので面白くないし疲れる。個性と個性はブツカリ合ってこそ輝くのだ。尊重だけでは、何も輝いたり進展したりしない。

翌2.30 消灯



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左:宿の扉を開けたところ



上:立派な木製階段

左:私の宿は、左の扉

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