このページは旅行記『ギリシャ&アルバニア 2010夏』 2010 AUG.3 - AUG. 24 です |
3日目 2010年 8月 5日(木)
===アテネ市内、ダフニ教会============================
アテネ市内観光
(1) アテネの中央市場
(2) 国立美術館 ※別ページ
(3) 国立図書館、アテネ大学、アカデミー
(4) 国立考古学博物館 ※別ページ
ダフニの教会(文化的世界遺産)
==============================アテネ泊(2/2)=====6:30 起床
自分の部屋で起きるように目覚めました。そして、歯を磨いたり顔を洗ったりしました。これは日本ではしないことです。いつも朝風呂に入るからです。7:00 朝食
ホテルのテラスからの眺めは素晴らしいものでした。ここで食事や仕事をすることは幸せですが、今日は世界遺産に指定されている『ダフニの教会』を観たいです。
上:本日の朝食。まるで合成写真のようですが本物です。このホテルのテラスからの眺めは本当に素晴らしいです。写真を撮ってから、オレンジジュースを飲んで、コーンフレークにミルクとサクランボ・ジャムを入れて食べて、パンにマーガリンを塗ってチーズを挟んで食べて、次に卵でサンドを作って食べて、コーヒーを飲みました。8:00 出動
地下鉄でバスターミナルまで移動し、そこからバスで『ダフニの教会』を目指します。地方へ向うバスターミナルは分かりにくい場所にあるので、頑張って地図をみて歩くことになります。
上:シンタグマの交差点の風景。
上:クルーリと呼ばれる胡麻つきのパンを買う人々。ちょっとしたバリアーションがありますが、私が食べたものは0.7ユーロでとっても美味でした。
上:アテネ街の風景8:48 アテネの中央市場
バスターミナルの近くにあるので、立ち寄ってみました。本当は見学する予定がなかったのですが、地下鉄を降りてから道に迷い、見学することになったのです。初めての場所でも迷うことが少ない私としては、いきなり道に迷ったのでビックリです。
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左上:中央市場の入り口の1つ
右上:中央市場の周辺部
上:市場の様子。活気づいている様子はとくにありませんでした。
上:市場の様子
上:セキセイインコ。昔、飼っていたことを思い出しました。9.35 ダフニ村
バスに乗って約25分。『ダフニ村』で降りましたが、そこは幹線道路なので何もありませんでした。『ダフニの教会』へ向う案内表示はありましたが、比較的広いアスファルトの道路を歩くことになるので、村という雰囲気もありません。10分ほど歩き、駐車場らしきところを通過しましたが、教会が見当たりません。アテネ市内から近い世界遺産なのに不思議です。私と同じように迷っているような女性2人を見つけ、声を掛けてみました。9:50 ダフニの教会
彼女達に話によると、この教会は1999年の地震で被害を受けてから、一般の見学ができなくなっているようです。私のガイドブック(2010〜2011年度版)には何も書いてないから、のんきに現地へ行きましたが、偶然、事前連絡してある女性2人組と出会わなかったら、見学できなかったように思います。教会内部のモザイク画はとても奇麗で、数10年前にできたばかりのようでした。残念ながら写真撮影禁止なので内部の様子を伝えることができませんが、外観からは想像できない美しさです。それより、内部にある修復作業用の足場を使って、ドームの最高部にあるキリストの絵を間近に観ることができました。その他のモザイク画も短時間でしたが、近くで観ることができてよかったです。ところで、一緒に来た女性2人(アメリカ人とギリシャ人)は予約してきたにも関わらず、さっさと見学を終えてしまったことに驚きました。私1人なら、もっともっと長い時間を過ごしたことでしょう。絵画の美しさを感じるためです。彼女達はたくさん質問していましたが、それより、ここを訪問することに満足感を覚えていたようです。求めているものが基本的に違う、と思いました。私は内部見学を終えてから、外部を30分ほど見学しました。
上:ダフニ教会の入口。待っていた女性が、教会内部を案内してくれました。内部は外部より複雑な足場が組まれていました。それを登ってモザイク画を拝観しましたが、一度に数人しか登れない状態でした。
上:教会の正面? 本当はここが正面入り口だと思います。もう1枚上の写真の左の位置です。この写真のポイントは、写真右手前にある円柱です。この鋼鉄製円柱を使って、鉄骨入り『セメント柱』を作っていました。使用目的は不明です。
上:もう1枚上の写真のさらに左から写したものです。おそらく、地震前からこんな状態だったろう、と思います。
上:ちょっとした展示コーナー。この写真の中央上部に『マリヤ』が写っています。これはダフニ教会を紹介する10分程度ビデオです。何も予約していない人は、この部屋とビデオを見るだけになるのではないか、と思います。
上:ビデオの一場面。教会内部にあるモザイク画です。実際の大きさは、3m×3m×3mぐらいでしょうか。実物は高い質でした。ダフニ教会の見学は以上です。さて、教会からの帰り道は、行きと同じバス(A12)ではなく、B路線のバスに乗りました。行き先不明ですが、適当に乗ってみました。途中で方向が変わったので、さくっとバスを降りましたが、すぐ後ろにA12のバスがいたから驚きです。最高のタイミングで完璧な路線にスイッチできました。
11:20 昼食
サンドウィッチとコーヒーの食事(2階テラス)をしてから、美術館、そして、考古学博物館へ移動する予定です。
上:本日の昼食美術館館への移動は地下鉄を乗り継ぎました。考古学博物館まであと少しの距離だったので、美術館へ行くのは残念でしたが、美術館は午後3時に閉館、民族博物館は午後7時半閉館なのでしかたありません。
12:15 国立美術館
美術館では、何人かの作家の成長を見ることができて良かったです。作品数は少ないのですが、系統性をもって重要な作品を収集しているようです。それでは、別ページを用意しましたのでご覧下さい。14:40 国立図書館、アテネ大学、アカデミー
美術館から考古学博物館までは、前と同じように行き先不明のバスに乗りました。適当に乗りましたが、上手く行ったようです。途中で素晴らしい建物が並んでいたので下車しました。そこは国立図書館、アテネ大学、アカデミーでした。内部を見学する観光客がいないので私も遠慮しましたが、トライしなかったのは自分らしくなかったかも知れません。
上:国立図書
上:アカデミー.
上:アテネ大学この3つの建物は並んでいます。とても美しいので、一見の価値があると思います。新しい大理石でしっかりと作ってあるので、ぼろぼろの遺跡ばかり見てきた人にとっては、できたばかりの古代ギリシャと重ね合わせることで、感慨深いものがあるはずです。旅の最終日にちらっと見学するつもりでいくと良いでしょう。旅の初日に行っても、おおっと思うでしょう。
それから、トラムに乗って考古学博物館へ行きましたが、博物館前で降りたところで、いきなり「カメラ、カメラ」と言って近づいた2人の青年がいました。私は狙われていると感じ、さっと身を引きましたが、一緒に写真を撮っているうちに財布などをするのが目的でしょう。私が「ノーサンシュー」と言いながら、カメラと鞄を押さえ本気で後ずさりしたので、彼らも私の意図を十分に察したと思います。彼らは深追いせずに立ち去りました。次の獲物を狙うほうが得策だと感じたのでしょう。
上:上記3つの建物がある大通り。写真に写っているバスのようなものが『トラム』。ポイントは、屋根についている2本の電気を取るための棒です。また、写真右の方に小さく写っている丸く青いMの看板は、メトロ(地下鉄)を表しています。15:00 国立考古学博物館(national archaeological museum)
入館料7ユーロ。閉館20:00まで見学しましたが、最後のガラスケース30個ほど(壷のコレクション)を観れませんでした。あと10分あれば完了したのに、閉館20分前に電気を消されたことは予定外でした。でも、これで旅の最終日の予定が決まりました。続きは、別ページでどうぞ!!20:30 夕食
疲れ過ぎてお腹が減って胃が痛くなったので、博物館の近くの店で食事をしました。
上:鳥のいろいろな部分のからあげとビール。ビールを飲んで食べたら、お腹も調子もオッケーになりました。それから、国鉄のラリッサ駅へ行きました。明日乗車する『カランバカ行き』をチェックするためです。朝8:30発がありましたが、切符は当日しか購入できないそうです。
上:国鉄『ラリッサ駅』
上:地下鉄『ラリッサ駅』のホーム。オシャレな壁面だけれど、注目はその右奥にある椅子です。人の形をしています。おそらく、向こうのホームから見ると、座っている人だけでなく、立っている人も作品の一部になり、かなり楽しめる空間になるのではないかと思います。それを見るチャンスは、旅の最終日にありました。22:30 消灯
続きをどうぞ! 私の日記 4日目