このページは旅行記『ギリシャ&アルバニア 2010夏 2010 AUG.3 - AUG. 24  です

5日目 2010年 8月 7日(土)
===メテオラの修道院巡り(2/2)========================
(3)メガロ・メテオロン修道院
(4)ヴァルラーム修道院
(5)ルサヌー修道院
(6)ニコラオス修道院
 15:20カランバカ(バス)→ 17:30 イオアニア
イオアニア旧市街・湖畔の散策
===============================イオアニア泊(1/1)==

6:45 起 床
 ミイラのように腹に巻いておけば良かったのですが、丸裸の上にシーツを掛けていただけなので、寝ている間にどこかへ行ってしまいました。ひと手間かけなかったばかりに寒い思いをしたようで、疲れが十分に取れませんでした。今日は8:30発のバスでメテオラの修道院巡りをする予定ですが、昨日の訪問でだいたいの様子が分かってしまったので、結果が決まっている消化試合をする気分です。これをいかにして盛り上げるか、それが本当の勝負です。


上:本日の朝食。この後、昨日と同じパン屋さんに出かけて焼き立てビザを買って食べ、昼食用のオリーブパン1個を買いました。

8:30 市バスに乗車
 予定通りのバスに乗って、1番高いところにあるモノストリー『メガロ・メテオロン修道院』へ行きました。バスに乗っていた時間は20分ほどです。ほどんどの観光客はレンタカーを使うので、このバスに乗ったのは25人ほどです。

メテオラの修道院巡り2010年8月6日(金)〜7日(土)
 まだご覧になっていない方はどうぞ!
昨日
(1)ステファノス修道院
(2)トリアダ修道院

 ※ カランバカの街外れにあるビザンチン時代の教会の見学

本日
(3)メガロ・メテオロン修道院
(4)ヴァルラーム修道院
(5)ルサヌー修道院
(6)ニコラオス修道院


上:昨日の2つめに見学したトリアダ修道院を背景にして記念撮影

メテオラの修道院巡り、お疲れさまでした。
これから、次の目的地『イオアニア』へ移動します。

14:10 カランバカの街のパン屋
 この店で買い物をするのは3回目です。ツーリスト・インフォメーションやタクシースタンドや噴水がある、街のへそに位置する、美味しいオリーブパンを売っているパン屋さんです。そこで水500ml(0.5ユーロ)を買い、ほぼ一気飲みしました。店先のテーブルに座っていると、私をヒッチしてくれたポーランド人に再会しました。出会って嬉しい自分がいました。

14:20 長距離バスのスタンド
 バススタンドで15:20発イオアニア行きチケットを購入しました。出発まで1時間あるから余裕です。ホテルへ行き、預けていた荷物を引き取りましたが、その時、ホテルのおじさんからイオアニアのホテルを紹介してもらいました。友達か親戚のようで、中間マージン狙いではないようです。訪ねてみるつもりです。

14:40 バス・スタンド横にあるバー
 エスプレッソ(1.5ユーロ)を頂きながら日記を書いています。電源が欲しくて部屋の中に入ったのですが、バスの中では熟睡してしまいそうなので、気持ち良く屋外で仕事をしても良かったです。エスプレッソが美味しくないのは、売れ行きが悪いからでしょう。ここでは、熱いコーヒより良く冷えた瓶ビール『アムステル』がよく売れています。

15:20 カランバカ発
 バスの中では、予定通り熟睡でした。

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左上:バス車内。私は前から3列目。乗客率は20%。
右上:トンネル。それを珍しく感じました。

17:30頃 イオアニア着
 イオアニアの長距離バスターミナルの場所は、ガイドブックの位置から変わっていました。どう考えても街の中心から外れているのです。楽しみにしていた湖も見えないので途方にくれましたが、チケット売り場の男性に問い合わせると、とても親切に教えてくれました。英語を良く話します。彼からの情報で、アルバニアに抜けるバスも頻発していることが分かりました。市内中心部(旧市街といってもよい)まで約1km、この新しいバスターミナルの位置も地図に描いてもらったので心強いです。それから、てくてく歩きました。古い道へ入ると、すばらしい石畳と町並みが出てきて、「(イオアニアに)来て良かった!」と叫びました。ここの訪問を考えていらっしゃる方がいましたら、お勧めです。1泊して下さい。地元の人や観光客と一緒に、湖畔で落ち着いた時間を過ごせるはずです。後述しますが、ここから3〜4kmのところに比較的大きな鍾乳洞もあるので、興味がある人は訪問しても楽しいでしょう。タクシーで片道3〜4ユーロです。外国人観光客が少ないので、ぼったくりに遭うこともほとんどないでしょう。


上:イオアニアの町並み。気持ち悪くなるほど誰もいませんが、理由は土曜日の午後5時半だからです。平日でも午後2時から6時までは、どの街もゴーストタウンのように誰もいなくなりますが、今日は土曜日なのでさらに誰もいないのです。7時、8時、9時、10時・・・と、だんだん人が増えてきます。


上:ホテルの看板が2つある大通り。私は手前にある『HOTEL PARIS』に宿泊しました。
 
18:10 ホテル『パリス』にチェック・イン
 足腰が良く動かないおじいちゃんが出てきました。カランバカのホテルで書いたもらった紹介状を見せましたが通じません。35ユーロだと言います。結局30ユーロで、エアコン・テレビ・シャワー・トイレ付のシングルルームになりましたが、それでも「値切り過ぎたかな?」と反省しています。ホテルは他を探しても良いでしょう。街の思い出は、宿泊したホテルに影響させることが多いからです。


上:私の部屋

 それから、すぐ散歩に出かけましたが、道がさっぱり分かりません。この街の道は曲がり方は本物です。すぐに方向を失います。交差点も90度ではありません。私はできるだけ簡単な道、メインロードを歩くようにしましたが、結局この街を離れるまで迷い続けました。見通しも利きません。

18:40 イオアニア旧市街の散策
 城壁の中へ入り、一番奥にあるアリ・パシャの要塞へ向います。


上:城壁内のスナップ。城壁は2重になっていて、写真の奥に見えるのは内側の城壁です。その入口でちょっと別世界を感じてしまいました。

 内側の城壁に入ります。


上:内側の城壁に入ったところ。清涼な空気が流れていました。


上:ギリシャ正教の牧師さんが歩いてきました。結婚式でもあるのでしょうか。


上:子供達にとっては見慣れた風景のようです。


上:城壁の一番奥にあるモスク。


上:そのアップ


上:内側の城壁内の全景。目的地は『アリ・パシャの要塞』でしたが、閉館1時間前だったので明日訪問することにしました。太陽が傾き、絶好の撮影時間になってきました。


上:もう1枚上の写真を撮った位置から振り返って撮影した入口付近の遺跡


上:その遺跡を少し散策して撮影したもの。城壁の中に2重の通路らしきものがありました。


上:ようやく見えたイオアニア湖。ようやく湖が見えました。城壁が高くて見えなかったのです。


上:良い感じのカフェ。

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上2枚:カフェの前にあったもの。右は左を一部拡大したもの。詳細不明です。

 2重になった城壁内部の見学はここまでです。完全に日が暮れてしまう前にイオアニア湖畔を散策しましょう。ここは1泊の予定です。


上:外側の城壁の通路


上:外側の城壁。 天然の岩石と人工の城壁がみごとに融合していました。


上:城壁の内側にあった公衆トイレ。私は使用しませんでしたが、とてもよい雰囲気でした。

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左上:城壁の前にある誰かの肖像
右上:イオアニア湖畔の彫刻


上:イオアニア湖畔


上:散歩する人


上:同上


上:釣りをする人


上:散歩する人。だんだん増えてきました。ピークは午後9時以降になります。


上:まったりする人々


上:馬車。私がカメラを向けると、車上の観光客が嬉しそうに手を振りました。私も振り返しました。


上:散歩する人々


上:自転車に乗る人

20:45 夕食
 子羊の煮物。パン付きで9ユーロ(パンなしで8.5ユーロ)。それにビール2.8ユーロ。まあ、そこそこに普通に美味しい、というところでしょう。ガラスケースに入っていたときは美味しそうだったのですが、私の皿はごちゃごちゃでした。茄子は普通に美味しかったです。


上:本日の夕食。ビール『FIX』はギリシャ産です。

22:10 ホテルにて
 今日もいろいろあり、2日間遊んだように楽しかったです。それから、バス停で出会った東京でウェブデザインをしているIさんは、イスタンブールから旅を始め、3ヶ月使って北上しているそうです。相槌「なるほど、なるほど」が出てことに感激しました。これは関東の方言だと思います。


続きをどうぞ!

私の日記 6日目

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