このページは、1年理科『生物』1999/takaの授業記録 です

植物の分類
                  1999 6 17(木)

 久しぶりに教室で行いました。今日は、『植物のまとめ』で、これまでの知識を系統的にまとめたい。


授業の流れ
1 
理科便覧にしたがって、表1のように分類した。

表1 植物の分類

花が咲く
種子で増える

種子植物
被子植物
子は胚珠の意味
双子葉植物
 網状脈
合弁花類 タンポポ、菊、アサガオ、ツツジ
離弁花類 エンドウ、桜、ハコベ
単子葉植物
 平行脈
チューリップ、稲、アヤメ、ススキ
裸子植物 松、イチョウ、ソテツ、杉
花が咲かない
胞子で増える
胚珠がない
維管束あり シダ植物 ワラビ、ゼンマイ、スギナ
維管束なし コケ植物 スギゴケ、ゼニゴケ
車軸藻類 シャジクモ
藻 類
 水中で生活
ミカヅキモ、ワカメ、コンブ、アオミドロ、ミドリムシ
地衣植物 リトマスゴケ
光合成しない(葉緑体なし)
菌糸でできている
菌 類 椎茸、松茸、アオカビ、ミズカビ
細菌類 乳酸菌、納豆菌、大腸菌、ビフィズス菌、風邪ウィルス

※ 生物名は『カタカナ』で書くが、ここでは漢字も使用した
※ は生徒に発問した
※ 生物の分類方法は、新しい見識の開発と共に変化しています。生物を動物と植物の2つに分類する方法は現代生物学の常識ではない。(2005年2月追記)→ 生物の分類

2 自分の知っている植物名を記入させた。

3 上にいくほど、進化している事を知らせた。


生徒の様子
 分類表の読み取りが重要である。どのような観点で分類されているか正確に把握し、写すだけでも立派な学習になる。また、自分の知っている植物名を探し、それを転記することを楽しんでいた。

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(C) 1999-2005 Fukuchi Takahiro