このページは、1年理科『化学』1999/takaの授業記録 です

  テスト返却(1学期期末テスト)
                    1999 07 01(木)

  中学校2回目のテスト

  私自身が確かめたいことは、
  ・ 前回のテスト問題の誤りを、どれだけ復習しているか
  ・ 簡単に済ませてしまった分野の習熟度
            (とくに、コケ植物・シダ植物)
  ・ 図を答える問題への意欲


  ◎ 生徒の声 A+B組
  ==テスト問題『今回のテストをふり返って、
            まじめに反省しなさい』から==

  <出来たところ>

  前回のテスト     9+9人
  松の枝        2+2
  光合成の式      2+2
  根          1+2
  導管・師管      2
  植物の呼吸      2
  レボルバー      1+1
  花の各部の名称
  顕微鏡        2
  日光を受ける植物の工夫
  植物の分類

  <出来なかったところ>
  教科書・便覧の問題  5+4
  ゼニゴケ       4+3
  前葉体        2+6
  シ ダ
  顕微鏡        2
  日光を受ける植物の工夫
  植物の分類
  前回のテスト


  考 察

  <<前回のテスト問題>>
         ほぼ同様の内容で25点出題した

  正解率60%で、全体の平均点と同じである。これは2回目の出題
  なので不満だ。だから、復習の大切さを確認させるために、次回『
  実力テスト』は『今回のテスト』からの出題割り合いを増やし、7
  5%の正解率を期待したい

  しかし、上の『生徒の声』で明らかなように、『前回のテストから
  の出題』によって、学力が向上していることも分かる


  <<簡単に済ませてしまった分野の習熟度>>
  その1 『コケ植物・シダ植物の問題』
     ==<テスト問題> 
どうぞ!解いて下さい==
     次の図の空所(1)、(2)に適語を入れなさい。
     

     (3) この図の中で『受精卵』はやがて何になるか?
     ===========

     これも正解率60%で、全体の平均点と同じ。だだし、私は
     満足である。生徒が興味・関心を持って授業を楽しんでいた
     ことが分かったからである

     <答え>(1)雌株 (2)造精器 (3)胞子

  その2 『前葉体』
     ==<テスト問題>==
      シダの前葉体を書きなさい。ポイントは3つあります
     ===========

     結果は悲惨。クラス毎に正解率30〜60%とばらついた。
     しかも、低い。これは、私の授業の説明の悪さが第1原因で
     あるが、授業時間の不足も否めない。もう1時間『シダ植物』
     の観察・スケッチに時間を当てたかった。あるいは、前葉体
     を取り上げること自体、カットする必要がある
         (教科書では扱っていない)

     <答え>授業記録『シダ植物』参照

  <<図で答える問題>>
  生徒が、私の出題傾向を学習した。つまり、授業での実験・観察・
  スケッチが重要であることを理解してくれたのである。これは、
  上の『生徒の声』<松の枝>の問題への関心の高さが証明している。
  嬉しい。

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(C) 1999 Fukuchi Takahiro