このページは中学校2年理科『生物』/takaの授業記録2000です

実験1 だ液のはたらき
                2000 6 21(水)

 自分のだ液の中に含まれる消化酵素アミラーゼを確かめます。だ液を採取できれば美しい結果が得られ、大変盛り上がります。また、消化吸収を理解する上でたいへん重要なので是非実践して下さい。なお、2003年度の実践がよくまとまっていますので必ず参照して下さい。気合いをいれてまとめてあります。


写真1 左から、デンプン+水+ヨウ素液、デンプン+だ液+ヨウ素液、デンプン+だ液+ベネジクト液、デンプン+水+ベネジクト液


授業の流れ
1 家庭科の復習

 技術家庭科の先生の相談したところ、3大栄養素の分解について学習済みだった。お陰で図2のように簡単にまとめることができた。

図2 食物が消化されるとどうなるか

2 だ液のはたらきについて
 だ液は炭水化物だけに働きます。タンパク質や脂肪を分解することはしません。今日の実験では、炭水化物の代表としてデンプンを利用します。デンプンは米やじゃがいもだけでなく、ほとんどの穀物に貯蔵デンプンとして含まれています。

図3 プリントに添付したブドウ糖とデンプン

図4 プリントに添付したブドウ糖とデンプン

3 だ液採取の演示実験
 2003年度の実践記録を御覧下さい。

4 指示薬の反応について
 図5のようにまとめると分かりやすいでしょう。

図5 指示薬の確認

5 指示薬の反応の演示実験
 必ず、演示して下さい。合わせて実験手順も詳しく説明します。

6 生徒実験

図6 体温と同じ37度Cに調節する

本時のまとめ
試験管A 試験管B 試験管C 試験管D
デンプン デンプン デンプン デンプン
だ液 だ液
ヨウ素液 ヨウ素液 ベネジクト液 ベネジクト液

青 紫

変化なし
(黄)

変化なし
(水色)

赤褐色

 


授業を終えて
 2003年度の実践
を参考にして、楽しい実験を行って下さい。初めて先生は必ず予備実験をして下さい。

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(C) 2000-2005 Fukuchi Takahiro