このページは、Mr.Taka による中学校理科の授業記録 物理学 2年(2000年度)です

電子と静電気
                      2000 12 4(月)

 これまた準備室から、古い実験装置を探し出した。はく検電器。昭和49年購入だけど、ほとんど新品で状態がいい。しかし、いっしょにあるはずの「エボナイト棒」「ガラス棒」「毛皮」はない。


(上:教科書にはのっていない)


<授業の流れ>

1 電子の流れ
  ─
─乾電池を使って──

マイナス極:電子がたくさんつまっている

プラス極: からっぽ

 それに、導線をつなぐと電子がマイナスからプラスへ移動する(電子の流れ)

 途中に、豆電球やモーターなど電子がながれにくい部分があるとを出す。 

2 生徒実験
    ──はく検電器を使って──
<ねらい>
 異なる2つの物質をこすり合わせると、静電気が発生することを確かめる。
  
(上:学生服でこすった定規をあてたら、はくが開いた。)

その理由をまとめる。(下:Aさんのプリント)
   

その後、いろいろこすりあわせる物質をかえるように指示した。

(上: シタジキや自分の髪で確かめる生徒)
  

3 演示実験
     ──静電気発生装置を使って──
 使い方がよくわからなんだけど、やってみることにした。
 注意:名古屋市科学館で、同じ装置を使った公開実験を毎日行っているので
    そこに問い合わせ、原理と使い方の説明はうけました。


 (上:静電気発生装置と、それをまとめる生徒)


<授業を終えて>
 なんか1年生で教えたような気がするなあ、と思っていたら、その通り。詳しく教えていたのに驚いた。教師がこんなありさまだから、生徒がすっかり忘れていてもムリはない。(→ 1年の授業記録

← 前 時
演示実験
クルックス管

次 時 →
実験7 磁 界

↑ TOP


→home本ページに関するお問い合わせは、taka1997@ons.ne.jpまで
Copyright(c) 2000-2005 Fukuchi Takahiro, All rights reserved.