このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録:化学 3年(2001年度)です

  実験2 塩化銅の電気分解
              
 2001 4 23(月)

 

 昨年度、3年生を1クラスだけ受け持っていて、シャープの芯で実験したところ、大変面白い結果が得られた。細いシャー芯にぼうぼう(銅が)付着するのである。

 このような結果を得るためには、水溶液濃度を1%以下に薄くしたほうがよいが、10%水溶液と比較しても面白い。

(右:実験の様子。水溶液の色は、銅イオンの色です。)

→ 2003年度の実践『実験11塩化銅の電気分解』も参考にして下さい。シャープの芯に付着する銅の写真がたくさんあります。



 <授業の流れ>
 1 実験準備

 ・ 本時の学習プリントを配布する
 ・ 実験器具を確認する
 ・ シャー芯= 炭素棒

 <実験のポイント>
 ・ プラス極とマイナス極の
  様子を調べる
 ・ 両極の芯をプリントに貼る
 ・ 実験の感想を書く
 ・ 教科書を読んで確認する
 ・ 『脱色』実験をし、まとめる
 ・ 塩化銅を添付する
 ・ わかったことをまとめ、考察する

  ◎ Bさんの学習プリント
  ・ プラス極から発生した気体はクサイ→ アンモニアの臭い
                  (本当はプールの臭いなんだけど、、、)
  ・ マイナス極は、赤くなった
  ・ 赤インクを使った脱色反応は成功している
  ・ 塩化銅が添付してある
  ・ 今日の化学変化についてまとめてある
  



 ◎ 脱色実験の様子
  ・ ろ紙に
赤インクをつける
  ・ 反応後の水溶液にろ紙を入れる

  



  

  授業を終えて
  まあまあ、というところでしょう。

  次回は、銅メッキをするから「メッキをしたい金属を持ってきなさい」と
  話をしたら、目がキラリ〜ン!としていた。

  <若手教師のために>
  この話に前に、塩化銅のかわりに塩化金を使えば『金メッキ』、塩化銀を
  使えば『銀メッキ』などといい加減なことを言って動機付けするとよい。

→ 2003年度の実践『実験11塩化銅の電気分解』も参考にして下さい。

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