このページは中学校2年理科『生物』/takaの授業記録2003です

無セキツイ動物
                   2003 12 
                   各教室

 セキツイの有無で動物を分類した場合、無セキツイ動物には多種多様なものが含まれます。私個人としては4、5時間使って無セキツイ動物について系統的に学習し、その上でセキツイ動物との関連を学習するべきだと思います。しかし、学習指導要領には無セキツイ動物を指摘する程度に取り扱うように書かれてるので、自主的に無セキツイ動物の学習を1時間に自粛しました。


授業の流れ

1 生徒から無セキツイ動物の例を挙げてもらいましょう。クラスによっていろいろな動物が発表されると思いますが、無セキツイ動物の中でもっとも進化した動物、節足動物と軟体動物は確実に押さえて下さい。私達セキツイ動物と同じようにすぐれた特徴をもっている動物として紹介して下さい。

節足動物の4つの仲間
1 昆虫類(カブトムシ、ゴキブリ)
2 蜘蛛類(クモ)
3 多足類(ムカデ)
4 甲殻類(ザリガニ)

軟体動物の3つの仲間
1 頭足類(イカ、タコ)
2 おの足類(二枚貝)
3 腹足類(カタツムリ)


図1 A君の学習プリント

2 図2、図3に示した生徒の学習プリントのように、いろいろな無セキツイ動物の仲間について、主な特徴、細かい分類、それぞれの具体例をまとめていきましょう。


   
図2 B君の学習プリント


図3 Cさんの学習プリント


生物分野を終えて

 
(3) 動物の生活と種類
については、私自身の指導カリキュラムや腹のくくり方が中途半端だったと反省している。学習内容については、学習指導要領や教科書にしたがって漏れなく終了したと思うが、もっと体系的な学習をしなければいけない思う。大幅なカリキュラム修正と再編成のみならず、生物学、あるいは、もっと広い観点から見直さなければならない。辛口の反省をするなら、今の授業は動物クイズの延長に過ぎない。

余 談
 2年生の2学期も終わりました。と言うよりは、待ちにまったクリスマスとお正月でもなくて、中学生にとってお年玉が本音です。また、真剣に受験に考えている生徒にとっては、両親だけでなく親族一同から強烈なプレッシャーを与えられる時期です。それぞれの冬休みを乗り切って下さい。休み明けには、すぐに中間テストがあります。

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