このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録> 1年(2013年度)です |
第1時
観察1 フジ(マメ科)の花2013 4 17(水)雲、18(木)晴
理解室→ 校庭はじめに
中学生になって初めての理科の授業です。昨年はサクラの花を使いましたが、今年は葉桜になってしまったので、満開になったばかりのフジを使いました。フジ(マメ科)の花のつくりは難しいものですが、身近に観察できる植物カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、シロツメクサも同じです。悪くない選択だと思い、挑戦することにしました。なお、1年間の授業計画などについては、昨年度の記録をご覧ください。
上:職員室前の藤棚で実習を始める生徒たち (2012年4月17日撮影)
本時の目標
前 半
(1)中学校の理科について知らせる
(2)中学校1年の理科について知らせる
(3)理科の教材を確認させる
(4)理科の評価基準を知らせる
後 半
フジの花を各自で採取し詳しく調べることで、中学理科への期待を膨らませる授業の流れ
前半は私と理科と教材(教科書、理科便覧、問題集、ファイル)について紹介し、後半はフジの花を調べました。前半:省略(別ページ『オリエンテーション2002年』などをご覧ください)
後半:フジの花の観察
上:始業前に理科室へ移動し、各自でプリントを取る生徒達(掲載許可取得中)(1)教室で、フジの花の観察ポイントの確認
フジの花のつくりは難しいので、事前にインターネットで数時間勉強しました。板書練習までしてしまった自分のやる気、に驚きました。春ですね。
上:フジ(マメ科)の花のつくりの板書
上:別クラスでの板書(クマバチ付き)
上:C組での板書(2) 生徒実習の様子
上:準備しておいた脚立に登って採取する生徒、ベンチを机がわりにして観察する生徒
上:フジの花の房を採取する様子.
上:房ごと採取したフジの花
上:協力しあってまとめる様子
上:教科書を参考にしてまとめる様子
上:真剣にまとめている様子(掲載許可取得中)
上:正しい操作でルーペ観察する生徒達(掲載許可取得中)
上:プリントに添付した標本をルーペで観察する生徒上3枚:おしべに包まれた「めしべ」を裸出させる様子
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上:左からめしべ1本(先端の黄色は柱頭、下部の黄緑色は子房)、おしべ9本(先端の黄色はやく、花粉、白い部分は筒状癒着した花糸。下の紫色はがくの一部)、独立したおしべ1本とがく(紫色で5枚が癒着したもの)(3) 生徒の学習プリント
私の授業は手作りプリントを使います。1時間1枚で、年間で約90枚になります。
上:上:Qさんの学習プリント
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授業を終えて
校庭で花の香りを嗅ぎ、クマバチの羽音を聞きながら行う授業は、教室授業とは別次元の学習ができます。また、マメ科の植物は簡単ではありませんでしたが、これからの学習をふくらせる材料になるのではないか、と期待しています。実践ビジュアル教科書『中学理科の生物学』
第1章 生命とは何か 観察の基礎 p.20 第5章 花と植物 花の構造とはたらき p.88
授業の始まりです
Let's enjoy !→ 第2時
観察2 タンポポの花