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演示実験 液体窒素による状態変化
2016 9 28(水)〜10 4(火)
理科室はじめに
液体窒素による状態変化は、生徒にとって印象深いものになるはずです。中学理科3年間の思い出の中でもトップクラスの人気を誇るものなので、中学の先生は是非とも実践してください。さて、指導手順は14年前の記録『演示実験 液体窒素1年(2002年)』をご覧ください。本時の記録は、植物の凍結実験に使用したセンダングサの画像のみです。
図1:キク科センダングサの仲間(種子はひっつき虫といわれる)
(クリックすると解説します)
『演示実験 液体窒素1年(2002年)』から抜粋
写真1: 液体窒素との出会い
写真2 植物の葉を凍結させる
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写真10 風船内の空気を液化させる
(液体酸素、液体窒素、ドライアイスをつくる)
写真19 液体酸素中における燃焼
写真22 水飴状になったエタノールの観察
写真26 マイスナー効果の観察
写真27 フィルムケースロケット液体窒素note (2019年2月記す)
液体窒素は出入りの業者に依頼すれば、専用容器に入れて持ってきてくれます。日程が決まったら、できるだけ早く予約してください。数週間前が理想です。料金は10Lで10000円です。使用量は1学級につき1L程度でしょう。蒸発してなくなってしまう分を計算してください。専用容器に入れておいても、当然、気化してなくっていきます。また、ビーカーに100mL入れる場合、ビーカーの温度が下がるまで相当量を消費します。ビーカーの温度が-196℃に近いなら、ロスは少なくなります。断熱材を敷いたり、実験台の場所を固定したりするなどの配慮が必要です。正確な消費は示せないので、経験によって覚えてください。関連ページ
演示実験 液体窒素1年(2002年)