HomeMr.Taka 中学校理科の授業記録1年(2016年度)

実験17 いろいろな酒を蒸留しよう

2016 9 28(水)〜10 4(火)
理科室

はじめに
 家庭から持参したいろいろな種類の酒を蒸留し、アルコールを取り出します。理科室に来る前から、保護者も生徒もドキドキ・ワクワクしているはずです。

 さて、本時の記録は図1〜図8です。指導手順は4年前の記録『実験19:いろいろな酒を蒸留しよう1年(2012年)』をご覧ください。


本時の記録


図1:家庭から持参した酒を蒸留する様子

 図1の加熱中の試験管は、そろそろ終了です。残留物の黄金色から判断すると、ウィスキーやラム酒を使ったものと思われます。


図2:同上

 図2は無色透明です。ペットボトルにたくさんのお酒が入っているので、日本酒を使ったのではないかと思います。以下の図3と図4は缶ビールのようです。


図3:同上


図4:ピンセットを使って、次の試験管にうつす様子


図5:脱脂綿に蒸留したものをつけ、点火する様子

 図5のうち、左から2本は点火しましたが、3本めはダメなようです。


図6:ワインを蒸留する様子


図7:蒸留を終えたばかりの試験管

 試験管の温度を推測させる湯気、試験管にたまった液体の色に着目。


図8:図7と同じ実験装置

 図8で加熱に使った試験管は、真っ黒になっています。ここまでくると、かなり激しい匂いになります。試験管は廃棄処分です。

 さて、本年度の記録は以上です。指導手順については4年前の記録『実験19 いろいろな酒を蒸留しよう1年(2012年)』をご覧ください。よくまとまっています。


図9:いろいろな酒を蒸留する方法(実験19 いろいろな酒を蒸留しよう1年(2012年)から)

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