このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録 年(2017年度)です

第47時
これまでの点検・補強

2017 10 6(金)
普通教室

はじめに
 名古屋市の公立中学校2年生は、2泊3日(または3泊4日)の校外学習へ行くことになっています。2017年度は2泊3日(稲武町)でしたが、9/29〜10/5はそれに関連する活動で、通常授業ができませんでした。

 本時はその直後であること、10/18から始まる中間テストに備えたいこと、化学分野がほぼ終了していることから、これまでの学習プリントの記入漏れや弱点部分を追加・補強する時間にしました。目玉は中学3年生で学習する4つの原子団(イオン)です。

 なお、次の時間も同じ目的で『問題集』を使って、重点問題に取り組みます。


上:中学3年間で学習する原子・原子団(クリックすると拡大します)


本時の目標
・学習から遠ざかっていたので、理科に関する感覚を取り戻す
・これまでに学習した2年化学分野を概観する
・学習プリントの記入漏れをチェックし、埋める
・記述が弱い部分を補強する
・中学3年で学習する4つの原子団(イオン)を紹介する

準 備

生 徒 教 師
  • 教科書
  • 理科便覧
  • ファイル
  • 本日の学習プリント(1 /人)

授業の流れ
(1)本時の授業内容の紹介 (1分)

(2)学習プリントを点検・整備する(3分〜20分)
 各自の学習プリントを点検させます。記入漏れや不備が見つかったら、それを報告させます。授業で90%以上完成しているはずですが、クラスによっては完全に抜け落ちている部分がある場合もあります。

(3)4つの原子団(10分〜15分)
 『実習4 いろいろな物質をつくろう』の元素周期表には、空欄があります。その空欄を埋めることで、中学3年間で学習しなければならない全ての原子&原子団の一覧が出来上がります。

 生徒たちの現在の力なら、原子団(原子の団体、複数の原子が集まって1つのものとしてはたらくもの)について理解できるはずです。


上:中学3年間で学習する原子・原子団(A組)

 追加したものは、以下の4つです。

(1)アンモニウム
(2)炭 酸
(3)硫 酸
(4)水酸化

 ポイントは、それらの位置です。上図を見てください。アンモニウムは左端(男1)、炭酸硫酸は右端から2番目(女2)、水酸化は右端(女1)です。 また、名称についても工夫しています。中学3年生ならアンモニウムイオン(+1)とするのですが、彼らは中学2年生なのでアンモニウム(男1)としています。同様に、炭酸イオンは炭酸、硫酸イオンは硫酸、水酸化物イオンは水酸化、としています。


上:中学3年間で学習する原子・原子団(B組、クリックすると拡大します)

(4)本時の感想、考察 (5分)


授業を終えて
 クラスによっては、稲武で学習したことを話し合いました。

実践ビジュアル教科書『中学理科の化学

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