私の日記
8月13日
14日(いきなり、キラコージョ)
[INDEX][旅程表][日記の目次][写真集の目次]
13日(アマゾン、さよなら)
チョコラテが無い
今日はあの美味しいチョコラテが飲める最後のチャンスなのに、
「飲めない。」
自家製の脂ぎった、そして、あの粒々がたまらない。ここの奥さんの作るチョコラテを飲むためだけに、ルレナバッケに来てもよいくらい美味い。
対岸に渡ってみた
船は、20分に1本はある。1ボリビアーノス(20円)。何もなかった。
ラ・パス行きのバス
バスは12:00に出発した。時間通りだ。私は、
「1分。」
遅刻をした。怒られた。
「くっそー。」
あの運転手の野郎、
「自分の昼食には2時間待たせやがって。」
なめとんのか!
14日(いきなりキラコージョ)
チノ、チノ、10ボリビアーノ
7時30分。ラ・パスに着いた。寝台バスから降りるとタクシーの運ちゃんが、
「セントロ、セントロ。」
と言う。セントロとは街の中心地のことで、
「タクシーに乗れ。」
という事だ。私が断わると、
「チノ、チノ、10ボリビアーノ。」
と言う。
「おいおい、中国人。500円だ。」
と言って、ぼったくろうとしている。
「かっちーん。」
と来たが、ミニバスでセントロに行った。90センティーボ(20円)。
「ざまあみろ。」
親切な説明ありがとう
路上で100ドルを両替をして、小さな路地の中に入り朝食をとる。
「うまかった。」
ツーリスト・インフォメーションに行く。とても良い説明でよいバス会社も紹介してもらった。しかも、私が行こうとしていたコチャバンバの祭が、明日からはじまる事も分かった。お礼のかわりに、ボリビアの祭をまとめた小冊子を買いバス・ステーションへ急いだ。
9:30発コチャバンバ行きがある。
「超ラッキー。」
トイレに行っていたら危うく乗り損ねるところだった。
素晴しい景色と
外は素晴しい景色なので、窓側にしておけばよかった。
途中、昼食のために止った。再び乗車。
昨日からの長旅がひびいて疲れてきた。
「眠い。」
「水が欲しい。」
「腰が痛い。」
「だるい。」
軽い高山病もあるだろう。
キラコージョで降りる
17:30。いきなりキラコージョに着いた。
バスの中で話をしているうちに、祭りの会場はコチャバンバではなくてキラコージョであることが分かったのだ。
「はい、降りまーす。」
手を振って、別れを告げた。
ここからコチャバンバまでは20分ある。
宿がない
「やったー。」
キラコージョの街を歩く。
「旅しているなあーって感じ。」
遠くにブラスの音が聞こえる。
「ルンルン。」
しかし、宿がない。聞けども聞けども宿がない。
「がびーん。」
どこも満室で断わられる。
「ああ、このままコチャバンバに行くことになるのか!」
結局、重い荷物を背負ったままコチャバンバいきのバスに乗った。
「苦やしーい。」
しかし、またもや宿がない。
「お祭り料金で40ドルです。」
「またにします。」
そんな高いところは駄目だ。1時間歩き回ってシティー・ホテルを見つけた。8ドル。値段良しサービス良し。目が見えなくなるほど歩き回って探した価値があった。
明日が楽しみ
荷物を置き、すぐにキラコージョへ行く。
先ほどより、いい感じだ。街中にある席はどこに座っても無料。缶ビールは60円。しかし、
「胃が痛い。」
のは仕方あるまい。寝る前に、整腸剤を飲んだ。
「素晴しい祭だった。」
明日が楽しみである。