このページは、カンボジア旅行記 2002冬 です |
私の日記
12月28日(土)
曇→ 晴
===アンコール遺跡群(4日目)============
午前: プノンバゲンの村
午後: バイヨン Bayon
夜: アンコールワットの夜(ダンス)
シェムリアップ泊6
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6.08 起床
午前4時かと思ったら日の出さえ逃してしまいそうな時間になっていた。コン
ビニで缶コーヒーとフルーツ・ジュース、それに、ポテトチップスを買ってバ
イクタクシーを捉まえた。料金はいつものように3000リエル、目的地は昨晩
訪れたトレンサップ湖畔の村(プノンバゲン)である。
バイタクは猛烈に飛ばした。日の出に間に合わせようとしてくれているのか、
それとも、私を送り届けてから他の観光客を狙おうとしているのか分からない
が、私の帽子が吹き飛んだことは間違いない。
約10分で水田地帯に変わった。目的地はもうそこに見えているが、真っ赤に
溶けた美味しい朝日もそこに見えている。私は料金を追加して、村の路地を進
んでもらい水田のまん中までバイクで運んでもらった。が、時すでに遅し。
6.30 プノンバゲンの村
船着き場にいくと、今朝捕れた魚を仕分けしているところに出くわした。ただ
し、ここも少し遅かったようで2/3は店じまいをしていた。
(上:トレンサップ湖では数百種類の魚が捕れるらしい)
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ここで気分を盛り上げるためにも食事を取ることにした。冷麺。いつものようによ
うに美味。モヤシの春巻きが入って500リエル。今回の旅で1番安い。
(上:冷麺に汁をかける)
ぼやぼやしていると警察らしき人々に声をかけられ、勧められるがままにお酒を頂
いた。椰子から作ったもので、甘いものと甘くないものの2種類。アルコール度は
数パーセントと読んだ。
(上:酒は、写真中央の竹と青いビニールの筒に入っている)
英語は全く通じないし長居は失敗のもとと判断した。ちょっと酔っ払っている
ものの、とっても気持ち良い人達でした。
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それから、村の中を歩いてメインロードに向かった。
(上:若いお母さんとその妹)
宗教的な音楽が流れてると思ったら、御葬式だった。中まで踏み込んでみよ
うかと思ったけれど、言葉が全く通じないし、飛んでもない失礼なことにな
るといけないので遠慮した。バリ島では、死ぬことは神のところへ行く目出
たい行事であり、飛び入り大歓迎だったことを思い出したけれど、触らぬ神
に祟りなし。
(上:このトラクターで出棺するらしい。)
(上:小学校の制服をきた子供が走ってきた。)
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9.30 バイクタクシーで宿に戻る
↓
シャワーを浴びる
↓
日記を書く
↓
寝る
↓
チャーハン(牛肉)を食べる
↓
バイクを借りる
・ 24時間で6ドル
・ 古いタイプなら5ドル
・ ミッション・ギアなので怖い
・ 昨晩、英語の話せないドライバーと交渉したら1日3ドルで大喜びして
いたから、その時決めておけば良かった。ただし、その時はオートマチッ
クのバイクがあるものだとばかり思っていた。
12.00 バイクでアンコール・トムへ
バイヨン Bayon
・ アンコールトムの中心
・ 訪れる時間帯によって見え方が異なります
・ とても素晴らしいと思います
→ バイヨンを参拝したい人はクリックして下さい。
(上:クメールの微笑みと呼ばれる観世音菩薩と記念撮影)
16.00
宿に戻って休憩。そして、今夜アンコールワットで行われる野外公演のチケ
ットを手に入れようとした。数日前は大量に売れ残っていたし、今朝も余っ
ていた。余裕だと思い、フランス文化会館まで直接購入に行ったけれど、結
果は全部売り切れ。信じられない。それでも、いろいろな人に声を掛けてい
たら、昨日同じパフォーマンスを鑑賞した日本人男性がいて、その人から譲
ってもらった。大変嬉しい。
17.50 最前列に座りたいので、早く出発した。
裏口入場の方法と座席は、先に下見しておいた。
アンコールワットの夜
この時間なら1番前の席かと思ったら大間違いで、前から30列ぐらいにな
ってしまった。
20分遅れて始まったが、フランス人がフランス語で話し始めたので興醒め
も甚だしい。ここはカンボジアなのだからクメール語で始めて欲しい。と不
平を言ったら、クメール語になった。私にはどちらもさっぱり分からないけ
れど、カンボジアの母国語になので満足しいる。さて、前置きはこれぐらい
(5分)までなら許すけれど、まさか、またフランス語が始まるのではない
と思っていたら、始まった。うるさい。許せん。これは英語圏の人をなめて
いるだけでなく、フランス国家の言いたいことクメール語に通訳しているよ
うな印象を与えるだけで、まるで植民地における支配者のパフォーマンスを
見るかのようだ。そして、たった今、3回目のフランス語のスピーチが始ま
った。早く止めてくれないかなあ。いい加減にしないとブーイングを飛ばし
ますよ。こんなに長いなら、プログラムに書き込んでおく必要がある。私は
こんなこともあろうかと思ってパソコンを用意してきたので、こうして、つ
らつら書きしたためることで憂さをはらしているけれど、まだまだ演説は続
きそうである。クメールさんは一生懸命話をしているけれど、紙を見ながら
読んでいるので通訳というよりは、大国に対して無駄な抵抗をしているよう
な雰囲気になってきた。観客もざわざわしてきた。赤子も泣き出した。くそ
っ!!、4回目の始まり始まり。おっ、メルシーボクウと言ったので、これ
で終わるかも知れない。しかし、まだ突っ立っている、、、???。。。オ
ッケー、下がった。
(上:王室バレー劇団70人による公演)
・ RAMAYANAから「巨人の戦争」「白い猿の戦い」「魚の王后」
この前に、フランス人によるモダン・ダンス公演があった
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21.30 宿に戻る途中、シェムリアップの北数キロメートルところで遊園地を発見。
(上:激しく回るミラーボールと大音量のディスコミュージックの中、昔の路面電
車のような電気自動車が火花を散らしてぶいぶい走り、衝突しまくっていた)
・ 鞭打ちに注意しましょう!!
・ 乗っている人も見ている人も面白そう。
(上:回転ブランコ風のビニール馬)
22.00 宿に帰る
↓
永田さんとビールを飲む
↓
23.00 消灯
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