このページは『イラン旅行記 2004冬』 2004 dec -2005 jan です |
私の日記
2005年1月1日(土) 快晴
◎ ペルセポリスとその近郊の遺跡巡り =============
1 パルサダガエ
2 ナグシェ・ロスタム
3 ナグシェ・ラジャブ
4 ペルセポリス
19:30 シーラーズ(夜行バスで、アフヴァーズへ)
バス内泊
==================================6:20 起床
7:10 朝食今日は、旅先で出会った朝倉さん、TAKAさん、それに私の3人でタクシーを貸し切り、世界遺産『ペルセポリス』とその近郊に点在する4つの遺跡を訪問する。いずれも、ゾロアスター教を国教としていた時代である。
本日の予定
1 パルサダガエ(アケメネス朝の最初の首都、BC.546年)
2 ナグシェ・ロスタム(アケメネス朝の大王4人の墓)
3 ナグシェ・ラジャブ(サーサーン朝のレリーフ)
4 ペルセポリス(アケメネス朝、BC.512年着工 〜BC.331年陥落)9:00 ツアー出発
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(2:見慣れた沙漠の高速道路を120KM/時で走る。) (4:建築中のイスラム教寺院。) (7:それから検問で警察官に止められ、朝倉さんだけ車を降りて尋問されることになった。しかし、警察官が嫌いな運転手(上の写真)の判断で、警察官が後ろを向いて歩いている間に、私が朝倉さんを呼び戻し、車は何事もなかったように検問を通過した。ちなみに、このとき運転手は免許証を持っていなかった。どおってことないけれど・・・) |
単調な風景に何度かうたた寝をしてしまったが、走り始めて1時間半。最初の目的地である『パルサダガエ』に到着した。ここは本日予定している1番遠い遺跡である。
10:40 パルサダガエ(アケメネス朝の最初の首都、BC.546年)
下の画像をクリックして訪問しましょう。
(上:何もない平原に忽然と現われるキュロス二世の墓)前評判が悪かったパルサダガエの期待度は限り無く0、だったので、私はとても楽しんだ。これから訪れるペルセポリスに向かって、どんどん期待が膨らむ。/ タクシーで1時間ほど、来た道を戻る。僅かな標高の違いで、すっかり雪が消えてしまった。やはり、時間をかけてパルサダガエを訪問したことは正解だった。
2 ナグシェ・ロスタム(アケメネス朝の大王4人の墓)
下の画像をクリックして訪問しましょう。
(上:ナグシェ・ロスタム)後ろ髪を引かれる思いでナグシェ・ロスタムを後にし、次の目的地ナグシェ・ラジャブへ向かった。しかし、ポテトチップス1袋を朝食がわりにしていた運転手は、一刻も早く昼食にしたいらしく、「えっ、あそこは彫刻が2つあるだけだよ。」なんて言い出したけれど、朝倉さんと私は「絶対行く!」と言い切った。当たり前。ここまで来て、見ないなんてあり得ない。
3 ナグシェ・ラジャブ(サーサーン朝のレリーフ)
下の画像をクリックして訪問しましょう。
(上:ナグシェ・ラジャブ)わずか10分だったけれど、楽しいナグシェ・ラジャブだった。さあ、これでぺこぺこになった我々の腹を満たすための食事ができる。
13:00 昼食
・ 運転手さんお勧めのところ
・ どう見ても観光客専門のレストラン
・ 自分1人だったから、無料でも入らないタイプのレストラン
・ 45000リアル
・ とんでもなく高価な食事となる
(上:あまり人が注文しなさそうなケバブを注文した。)
・ 運転手から普通の羊肉を1切れ頂いたが、自分の肉のほうが美味しかった。
・ でも、他の人に悪いから黙っていた。
・ 値段は高い(17000リアル)けれど、まあまあかなってところ。
(上:右が朝倉さん、左が生ヨーグルトジュースを持った私。)
・ 生ヨーグルトは1リットルで、8000リアル。
・ これは非常に美味しいです。初めての人は相当抵抗があるかも知れないけれど、日本の濁り酒が好きな人はハマると思います。特に、季節限定の生きた酵母入り濁り酒を愛する人は、この味が分かると思います。ケバブ料理、肉料理に完璧です。だたし、飲み過ぎに注意して下さい。酔うことはないけれど、激しい下痢に襲われるでしょう。食事を終えると、我々は本日のメイン『ペスセポリス』へ向かった。
4 ペルセポリス(アケメネス朝、BC.512年着工 〜BC.331年陥落)
下の画像をクリックして訪問しましょう。
18:15 シーラーズのバスターミナルで
バスの切符を買うから、少し待っててくれと頼んだら、タクシーの運ちゃんが変なことを言い出した。「夕方6時に友達と約束があるから、すぐに帰らなければならない。もう約束の時間を遅れているんだ。」・・・えっ、そんな話聞いていませよ。と突っぱねたいが、何だかんだと交渉。結果、10分間だけ待ってくれることになった。ううん、本当にチケットが欲しいのは私ではなくて朝倉さんだったけれど、私もアフヴァーズ行きのバスのがないか調べてみたら有った。午後7時半発。明日の午前6時に到着するらしい。ペルセポリスにほぼ満足していた私は、迷うことなくチケットを買った。24000リアル。
19:30 シーラーズ発
と思ったら、シーラーズの街のもう1つのバスターミナルに到着した。20時40分現在、エンジンをかけたまま停車。乗客数は私を入れて13人。そうこうしているうちに、乞食が入っていた。21:06 バスがようやく出発
アイマスクをつけて快適に過ごしている。座席はリクライニングできない固定シートだけれど、前の座席も動かないので非常に便利。エコノミー症候群という病気があるけれど、あれは前のシートが倒れたり起きたりして、神経をすり減らすことが病気になる一因だ。自分の席が倒れなくとも、前面に自分のスペースが確保せれていることが重要だ。体操座りをしたり、うずくまったり、両膝を前シートに押しつけたり、頭を前シートに押しつけたり、ずり落ちるようしたり、あぐらをかいたりできる。23:10 どこかのレストラン着
・ チャイ 1000リアル
(上:私が乗っている光るベンツ・バス)
23:50 どこかのレストラン発
・ ここで停車した後は、ノンストップでアフヴァーズに向かう
・ 私もノンストップで熟睡したい
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