このページは中学校2年理科『化学』/takaの授業記録2000です

  実験7 鉄と硫黄の化合
              
 2000 05 08(月)

 腐った卵! 
 においの実験

 「2度とやりたくない」
 と言うけど、楽しいです

 鉄+ 硫黄→ 硫化鉄

(右:反応が始まり、くさ
   い臭いが出てきた)

  他年度の実践記録
  ・実験5 鉄と硫黄の化合    (2017年度)
  ・実験1 鉄と硫黄の化合(硫化)(2003年度)


 <<授業内容>>
 1 教科書を読み、反応式を考える
  ・ 鉄と硫黄を紹介する
   
   → 鉄(写真左)、鉄粉を見せるだけ
   → 硫黄(写真右)、少量を熱して状態変化を演示する
    固体が液体になり、やがて、気体になるのを見て、結構喜んでいる

 ・ 混合する時の量を、教科書で確認する
  → 鉄7g、硫黄4g
  → これを間違うと、反応が途中で止ま
   ってしまう。というのは
『混合物の上
  部』を加熱し、その一部が赤熱状態にな
  れば、火を消しても反応が連鎖的に進行
  する

  ・ 化学反応式をまとめる
  
  (上: Aさんの学習プリントから)
  → Aさんは書いていないが、化合(硫化)であることを押さえる
  → また、激しい発熱反応であること、火山のマグマを同じ反応あること
   も知らせる。

 2 生徒実験
  1) 電子てんびんで、鉄4gと硫黄7gを測りとる
  2) 乳鉢に入れて混合する
  3) 混合物を試験管に入れ、上部を加熱する
     
  
  (上の写真2枚: 赤熱反応が進行していく)

  4) 反応後の物質を取り出し、調べる。
   ・ 磁石に引っ付くか
   ・ 塩酸を加えるとどうなるか
    → これについては「有毒ガスが発生するから少量にするように」
     と指導したところ、全クラスで1班も希望がない。何たる探究
     心の欠除!!と憤慨するミスターtaka

   
   (上:試験管を割って、硫化鉄を取り出した)

   → 試験管は、紙にくるんでから金槌で叩く。全ての班でやらせた。
    好評である。

 3 本時のまとめ
  次の4つの実物を添付させた
  ・ 硫黄
  ・ 鉄
  ・ 鉄と硫黄の混合物
  ・ 混合物を熱したもの
  反応式については、実験前にまとめてある

 ◎ 生徒の学習プリントから
  
  (上:鉄と硫黄と硫化鉄が添付してある)
  
  (上:それに加えて、混合物が添付してある)


  授業を終えて
  臭いそうである
  が、私は同じ実験を4クラスやるので、臭いが染み付いている

  他年度の実践記録
  ・実験5 鉄と硫黄の化合    (2017年度)
  ・実験1 鉄と硫黄の化合(硫化)(2003年度)

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(C) 2000 Fukuchi Takahiro