このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録:生物学 3年(2001年度)です

 観察5 いろいろな種子(胚を探そう)
                        2001 7 5(木)

 自宅からいろいろな種子を持参させた。とくに、5時間のクラスには、スクール・ランチに入っていた『枝豆』『いんげん豆』『とうもろこし』を食べずに理科室に持ってくるように指示した。だけど、枝豆は冷たいビールのみならず、熱いお茶とも相性がいいようで、ほとんどの生徒が食べてしまっていた。

 本時は1年生で学習した内容の復習なので、次のページも参考にして下さい。
観察6種 子 1年(1999年)
観察6種子2 1年(1999年)

(右:双眼実体顕微鏡を使ってカボチャの種子を解剖。そして、種子の中から(赤ちゃん)を探す。)


生徒が持参した主な種子
・ トマト
・ ピーマン
・ おしろい花
・ あさがお
・ きゅうり
・ なすび
・ ピーナッツ
・ グレープフルーツ
・ 枇杷
・ サクランボ
・ アボガド
・ 小鳥のえさ
・ ヒマワリ(主食にしているじゃないよね。)


授業の流れ

1 雌しべの成長について

・ 卵子 →(受精卵)→ 胚(子葉、幼根)
・    →        胚乳
・ 胚珠 →      種子
・ 子房 →       果実

 実際は、前の時間に説明しておいたので、簡単に復習するだけでよい。だたし植物の種類によって、さまざまな変化があることを押さえておく。例えば、胚芽米(玄米)にはがついているが、白米にはついていないので、白米は白い胚乳だけを食べていることになる。また、枝豆の場合、通常食べている緑色の部分は子葉であり、さらには双葉なので2つにパカッと分かれる。また、赤色のイチゴは胚乳でも子葉でもなく、花たくと呼ばれる部分を食べている。

2 種子の観察(胚を探そう)
・ 実物を観察したあと、スケッチする
・ 特徴などを記録する
・ 腐って臭くならない程度の部分をセロテープで添付する
・ 本時の感想を書く

◎ Aさんの学習プリント


  (上:Tさんの学習プリント)


授業を終えて
 本時は1年生で学習した内容の復習なので、次のページも参考にして下さい。

観察6種 子 1年(1999年)
観察6種子2 1年(1999年)

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観察4 種子植物の受精

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観察6 動物のふえ方

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