このページは中学校1年理科『化学』/takaの授業記録2002です

 実験4 二酸化炭素、酸素の性質
              
                   2002 6 25(水)
                   第2理科室

 小学校で学習済みなんだけど、教科書で大きく取り上げているし、、、
  (
1999年の実践も参考にして下さい→  実験4 気体
  (
1999年の実践も参考にして下さい→  酸素を調べる

  
  (上:水上置換法で酸素を集める)


 <授業の流れ>
 1 二酸化炭素を酸素の性質をまとめる
  ・ 空気中に0.03%

   → 教科書には、窒素・酸素以外の気体が約1%と記述してある
   → 最近、二酸化炭素は増加(地球温暖化)して0.05%

  ・ 空気より重い
  ・ 水に少しとける
  ・ 石灰水を白く濁らせる

 2 酸素の性質をまとめる
  ・ 空気中に20%

   → 教科書には約21%とあるが、理科は常に「約」なので
    20%であると指導した

  ・ 空気より重い
   → 大半の生徒が、空気より軽いと思っている
  ・ 水に少しとける
  ・ 石灰水を白く濁らせる
 
 (上:Aさんの学習プリント)

 3 気体の集め方を確認する
  ア 水上置換法

   → もっとも信頼のおける収集方法である

  イ 上方置換法

   → 風船に入っている『ヘリウム』を集めるのに使うと説明する

  ウ 下方置換法

   → 二酸化炭素、酸素

 4 二酸化炭素と酸素の発生装置を図示する
 5 実験する

  ===

 ◎ 生徒の学習プリント
  A 二酸化炭素

 

  (上:Bさんの学習プリント『二酸化炭素』)

 
  (上:C君の学習プリント『二酸化炭素』)
  ・ 石灰石が綺麗になったのは汚れが取れたからです

  B 酸 素

  
(上:D君の学習プリント『酸素』)

 
  (上:Eさんの学習プリント『酸素』)

 
  (上:Fさんの学習プリント『酸素』)



 <評価基準>
 1 自然事象への関心・意欲・態度
  A 自宅からペットボトルやレバーを持参することができる

 2 科学的な思考
 3 実験・観察の技能・表現
  B 酸素を発生させ、線香で確認することができる
  B 二酸化炭素を発生させ、石灰水やペットボトルで確認する
   ことができる

 4 自然事象についての知識・理解
  B 酸素と二酸化炭素の性質をまとめることができる
  B それぞれの気体の集め方を図示することができる


  授業を終えて
  忙しい実験だったけれど、小学校の復習だから十分でしょう。
 その証拠に、1番初めのクラスで『二酸化炭素』の実験授業を行っ
 たところ、簡単すぎて生徒からブーイングを受けてしまった。


  (→ 1999年の実践も参考にして下さい 
実験4 気体
  (→ 1999年の実践も参考にして下さい 
酸素を調べる

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