このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録> 1年(2012年度)です |
第72時
考察24 3学期実力テスト2013 1 18(金)、21(月)
普通教室はじめに
1月16(水)〜17日(木)に実施された定期テストの返却、解説を行いました。授業の流れは1学期からほとんど変わりませんが、問題解説は少しずつ前進しました。私は『質問コーナー → 解説者』を黒板につくるだけで、自主的に質問と解説者が決まります。学級の雰囲気や他教科の関係もありますが、かなりスムーズになってきました。質問したそうな、解説したそうな生徒の背中を押すなど、まだまだ改良の余地はありますが、より楽しい時間になってきたことは確かです。なお、テストの返却・解説方法については『考察4 1学期期末テスト』を参考にしてください。
上:質問コーナーに書きに来た生徒達
(考察4 1学期期末テスト).
本時の目標
1 問題用紙を持参する
2 正解を知り、問題と答えの関係を正しく理解する
3 できなかった問題を1つでもできるようにする
4 できた問題の理解度を、友達に解説できるレベルまで引き上げる準 備
生 徒 教 師
- 筆記用具
- 教科書、理科便覧、ファイル
- 2学期中間テスト問題用紙
- 採点済みの生徒の解答用紙
- 同 模範解答(本日の学習プリント、1/人)
- 検印、スタンプ
授業の流れ
別ページ『考察15 1年理科1学期中間テスト』『考察4 1学期期末テスト』をご覧ください。新しくつけ加えたことは、予想得点、予想が合っていた部分・外れた部分、今後の対策を簡単に記述させたことです。(1) 模範解答の配付と確認 (5分)
(2) 平均点の紹介と自分の得点予想 (2分)
平均点を紹介すると同時に、自分の予想点をプリントに記述させました。書きたくない人は書かなくても構いませんが、現実との誤差は必ず記入させました。この活動の最終目的は『自己分析』です。『分析方法の1つとして予想点の誤差を調べる方法があること』は簡単にわかりますが、その先は簡単ではありません。今回は予想が合っていた部分、外れた部分、今後の対策を簡単に記述させましたが、これは他教科でもやれます。基本的に理科と無関係なので、時間にゆとりがある教科、あるいは、ゆとりがある学年(2年、3年)の理科で行うべきでしょう。次回テストは1年最後になりますが、授業進度と生徒の様子を見て、どうするか判断します。
なお、予想が合っていた部分、外れた部分、今後の対策を簡単の記述は、以下の(5)で行わせました。それまでは、机上に赤ペン以外置くことはできません。
上:問1で予想点と平均点、問2で得点誤差を記述させるための板書(3) 机上の再確認→ テスト返却 (3分)
(4) 各自、間違えた部分の点検 (5分)
(5) 予想が合っていた部分、外れた部分、今後の対策 (5分)
上::学習プリントに予想が外れた部分を記述する生徒
上:同上(6) 問題用紙を持参したことの確認 (3分)
(7) テスト問題に関する質問と解説 (30分)
上:黒板に質問番号を書いたり、解説者として立候補する生徒
上:水溶液の濃度の問題を解説する生徒
上:生徒が解説した後、私が緑色のチョークでポイントを区別したもの
上:浮力の問題を解説する生徒
上:生徒が解説した後、私が黄色でポイントを押さえ直したもの
上:圧力の問題を解説する生徒(8) 次時の予告 (2分)
次の時間から、地学に入ること、色鉛筆を持参することなどを知らせました。
上:Aさんの学習プリント
授業を終えて
私の予想より平均点が低かったので、びっくりました。生徒を見る目ができていない自分に反省です。さて、次回から地球科学(地学)に入ります。主な学習内容は、以下のものを予定しています。比較的まとまった学習ができる分野なので、楽しみです。
(1)天体としての地球
(2)地球の歴史、地質年代
(3)地球の内部構造
(4)マグマと火山
(5)火成岩と鉱物
(6)岩石の浸食・運搬・堆積
(7)堆積岩と地層
(8)プレートテクトニクスと地震
実験23 浮沈子をつくろう(パスカルの原理) |
実習1 地球の誕生から現在まで |