このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録 年(2017年度)です

第39時
実験13 銅と硫黄の化合

2017 9 13(水)、14(木)
理科室

はじめに
 この簡単な実験で、銅について酸化・還元・硫化という3つの化学変化が完了します。化学反応式も簡単なので、お勧め実験の1つです。鉄と硫黄の化合(鉄の硫化)と合わせ、硫化反応について幅を広げていくこともできます。

 なお、実験方法については別ページ『松田先生から紹介して頂いた鉄と硫黄の化合』がよくまとまっているので、そちらをご覧ください。

関連ページ
実験2 銅と硫黄の化合(硫化)(2年)2003年


上:実験でできた硫化銅(クリックすると拡大します)


本時の目標
・銅の硫化実験を行い、その化学変化を体験的に理解する
・銅の硫化モデルを正しく書き、その化学変化を理解する
・化学変化では、反応後にまったく別の物質が生成することを理解する
・銅の酸化、還元、硫化について系統的にまとめる
・いろいろな物質が硫化されることを知り、まとめる

準 備

生 徒 教 師
  • 教科書
  • 理科便覧
  • ファイル
  • 本日の学習プリント(1 /人)
  • 銅の小片   (1 /人)
  • 電流用の導線 (7cm/人)
  • 硫黄    (0.3g /班)
  • 薬包紙(硫黄配布用、1 /班)
  • 試験管   (1 /班)
  • 鉄製スタンド (1 /班)
  • ガスバーナー (1 /班)
  • チャッカマン (1 /班)
  • ピンセット  (1 /班)
  • 古紙     (1 /班)
  • かなづち   (1 /班)
  • セロハンテープ(1 /班)

授業の流れ
(1)本時の授業内容の紹介 (1分)

(2)銅の硫化の化学反応式 (3分〜5分)
 さらっとまとめてください。確認レベルです。モデル図も簡単です。


上:鉄と硫黄の化合(銅の硫化)

(3)実験手順の説明 (5分〜7分)
 別ページ『松田先生から紹介して頂いた鉄と硫黄の化合』をご覧ください。

(4)生徒実験(15分〜20分)


上:試験管に硫黄、ビニールに被膜を剥がした導線を入れて加熱する様子
    銅の量が多すぎる


上:加熱後の冷却中の様子


上:古紙上に取り出した銅線と銅片
銅片は、硫黄が多すぎたために付着している

(5)本時の感想、考察 (5分)


上:A君の学習プリント


授業を終えて
 簡単な実験なので、ゆとりがあり、これまでの復習ができました。

関連ページ
松田先生から紹介して頂いた鉄と硫黄の化合
実験2 銅と硫黄の化合(硫化)
(2年)2003年

実践ビジュアル教科書『中学理科の化学

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