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第52時
観測2 風向・風速
2017 10 27(金)
普通教室はじめに
本時の学習内容は簡単です。できれば、新聞の天気図で時間をとりたいとろこです。別ページ『観測4風向・風速の測定2年(2003年)』『観測1身近な気象2年(2000年)』もご覧ください。
上:本時の学習プリント(クリックすると拡大します)
本時の目標
・16方位について理解する
・風向、風速について理解する準 備
生 徒 教 師
- 教科書
- 理科便覧
- ファイル
- 本日の学習プリント(1 /人)
授業の流れ
(1)本時の授業内容の紹介 (1分)(2)昨日の天気図 (3分〜5分)
(3)16方位 (8分〜12分)
日本語と英語の2つを確認します。とはいうものの、普通に東西を知らない中学2年生もいるので、丁寧に教えてください。 別ベージ『観測4風向・風速の測定2年(2003年)』『観測1身近な気象2年(2000年)』もご覧ください。
上:黒板に発表する生徒
上:左は日本語、右は英語英語については、読みがなをつけるようにしてください。漢字アレルギーの子どもがいるのと同じように、英語アレルギーの子どもいます。理科ではない部分でつまずかないようにさせましょう。
(4)風向のポイント(10分)
風向は勘違いすることが多いので、下図のように図示しながら教えてください。風向=風上(かざかみ)、です。吹き流しがなびいている方向ではありません。このように説明してもわかりにくいので、 北風や南風の話をするとよいでしょう。
「冬になると寒い北風が吹きます。北風は北から吹いてくるので北風、といいます」
あるいは、
「夏の暖かい風は南風といいますが、それは南から吹いてくるから南風、といいます」
上:風向に関する板書(A組)
上:風向に関する板書(B組)(5)風速の単位、単位変換(分〜分)
風速5メートル、ってどういう意味か知っていますか。 風速5メートルとは、大気が1秒間に5メートル移動することですから、かなり速いことになります。あなたが風になったなら、1秒間のうちに5m、10秒間で50m移動する計算になります。風速は秒速、を表しています。
上:風速に関する板書(B組)次に、風速の単位変換をすることで、風の速さを実感しましょう。日常生活における速さの単位は時速なので、それにします。秒速を3600倍(60×60)すれば、時速になります。
上:速さの単位変換に関する板書(B組)B組では、次の例を扱っています。
(ア)秒速2mという速さ
(イ)人類最速
(ウ)台風の速さ
(エ)陸上で公式記録にならない追い風の速さ他のクラスでは、クラス最速の友だちの速さ(50m走、1000m走、1500m走)などを扱いました。
(6)本時の感想、考察 (5分)
上:本時の板書(A組)
上:本時の板書(C組)
授業を終えて
今日はとても簡単でしたね。天気図用の表記を教えたり、どこかへ観測にいけば良かったと思います。関連ページ
観測4風向・風速の測定2年(2003年)
観測1身近な気象2年(2000年)実践ビジュアル教科書『中学理科の地学』
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観測1 天気の記号
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観測3 大気圧と風