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第95時
べっこう飴2019 2 5(火)〜7(木)
理科室はじめに
突然のように感じるべっこう飴には理由があります。今日から3日間行われる私立高校の入学試験によって通常授業ができなくなるからです。2学期期末テスト以降、天文分野に入ってからの授業は普通教室で行ってきたので、久しぶりの理科室を楽しませてやりたいと思います。飴づくりに必要な材料は、全て生徒に準備させます。砂糖、鍋、割り箸、アルミホイル、爪楊枝などです。お好みに応じて、苺や紅茶などを使うことも可能です。班は自由班です。
実験手順や注意点は別ページ『実験12べっこう飴2年(2003年)』『実験9アメ、カルメ焼き2年(2000年)』をご覧ください。本ページは写真の掲載です。
図1:べっこう飴づくりの予告
本時のスナップ写真
図2:緑の食紅と紅茶を入れたべっこう飴今回のヒット飴! 見た目も味も最高の一品でした。
図2:同上
図3:緑飴をつくる様子
図4:最後の鍋の残りものでつくった私の作品図4の飴は、通常の飴に細い糸状の飴をつけたものです。作り方は簡単です。通常の飴をつくり終わり、鍋を洗おうとしている班にその鍋を貸してもらいます。そして、鍋の中で冷えて固まった砂糖を丁寧に加熱し、ゆっくりと滴り落ちる熱します。そして、通常の飴の上に繰り返し落として作ったものが図4の飴です。生徒は半分固まったような砂糖の状態を楽しみながらみています。
できた飴はパリパリした食感を楽しむことができます。また、鍋を洗う手間も省くことができます。
授業を終えて
苺が出回り始める季節です。多くの生徒がそれを砂糖でコーテングした苺飴を作っていました。苺は大きなものよりも小さなものがおすすめです。一口で食べてしまえるほど小さいものの方が美味しく食べられます。一箱の数も多いのでお買い得、みんなで楽しむことができます。夜店で売っているりんご飴をつくることもできますが、大きすぎるのでおすすめできません。切ったりんごで作ることは不可能です。切り口の水分によって、砂糖をコーテングできなくなるからです。同様に、皮なしみかんもできません。コーテングするためのフルーツは、苺のように表面が乾燥しているものを選びます。
note:生徒と先生の会話
「先生も食べる?」
「ゴチになります!」関連ページ
実験12 べっこう飴2年(2003年)
実験9 アメ、カルメ焼き2年(2000年)実践ビジュアル教科書『中学理科の地学』
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(C) 2019 Fukuchi Takahiro