このページは、中3地学/takaの授業記録2001 です |
地震の発生場所と原因(プレートテクトニクス)
2001 秋このページは2005年夏、4年前の記憶によって書かれたものです。
また、画像資料として利用したのはCさんの学習プリントだけです。生徒の思考に合わせて地震の発生場所と原因を学習する流れ
2002年度の実践プレートテクトニクス(大陸移動説)がよくまとまっているので参考にして下さい(図1)。ただし、世界地図は、図2のように移動させた方が良いでしょう。理由は前の記録にも書いたとおり、この問題は複雑な難しい内容なので、世界で地震の発生している場所を調べたり、大陸が移動していること(プレートテクトニクス)を学んだりした後に、地震の原因を推測した方が中学生の思考にあっているからです。
図1 2002年度の地震の発生場所と原因を学習するための流れ
プレートテクトニクス → 地震の原因
下敷きを使った歪みの説明→ ビデオ『分断されるか日本列島』 → 世界の地震地図
(次時)
図2 ベターな地震の発生場所と原因を学習するための流れ
世界の地震地図
(1年、2002年次時)→ プレートテクトニクス → 地震の原因
下敷きを使った歪みの説明→ ビデオ『分断されるか日本列島』
本2001年度の授業の流れ
1 太平洋の海底プレートの動き(20分)
1年間に数cmの割り合いで、日本がアメリカに近付いて来ていることを紹介します。授業では(ちょっと嘘なのですが図3のように)アメリカのロッキー山脈とアンデス山脈から日本海溝とマリアナ海溝へ向かってプレートが移動してくると説明しました。これが環太平洋造山帯(火山帯、地震帯)と言われるものです。社会科でも学習している可能性があるので、教科担当の先生に事前打ち合わせして下さい。また、理科便覧や教科書の資料として海底地図があると思いますので、是非、説明しましょう。アメリカから日本へ向かって海底山脈が連なっている姿は純粋に感動します。生徒達は驚きの目で見つめるでしょう。
図3 太平洋をはさんだプレートの動き2 日本付近のプレートテクトニクス(20分)
プレートのついて説明します。説明手順はプレートテクトニクス(大陸移動説)2002年度をご覧下さい。
図4 日本付近の海底プレートの動き3 教科書を読んで復習(7分)
4 本時の感想・疑問・発見(3分)
◎ Cさんの学習プリント
地震の大きさ |
日本付近の震源 |