このページは『3年(2011年度)<Mr.Taka 中学校理科の授業記録』です |
2 フルーツ電池
2011年9月下旬、普通教室本当は今日の実験、フルーツ電池をつくる予定はなかったのですが、生徒達の要望で行うことにしました。美味しい実験になると思います。なお、フルーツ電池(化学電池)の理論や方法は、以下のページをご覧ください。このページは授業の様子を写真で報告します。
化学電池のしくみ(3年)2004年
実験3 化学電池(3年)2004年
実験10 電池を作る(3年)2001年今日の目標
自宅から持ってきたいろいろなフルーツや水溶液を使って電流をつくる。
化学電池のつくり方
フルーツや電解質水溶液に、2種類の金属(マグネシウムと銅)を入れる.
上:レモンでつくる化学電池は定番ですね。
上:パプリカ電池。種がオシャレ。.
上:カルピス電池かな。2mA程度の電流がでてきいます。
上:お茶づけ電池。電子オルゴールが、かなり大きな音で鳴りました。.
上:ゼリー電池。実験に使ったものは食べてはいけません! 電流はよく発生しました。
上:ケチャップ電池。ビーカーに入れて水に溶かすのも悪くありませんが、今日は電流ができるかどうかを調べるだけなので、銅板に直接出して調べた方が簡単です。テッシュッで、さっとひと拭きです。ポイントは、マグネシウムリボンを銅板につけないこと。銅とマグネシウムを直結させると電流はできません。
上:梅干し電池。
上:中性洗剤電池と墨汁電池。中性洗剤は成功しましたが、墨汁はできませんでした。
上:持参したいろいろなものを準備してから、順に確かめる生徒。マヨネーズやケチャップはビーカーの底に乗せることで、片づけが簡単になる。
上:協力して調べる生徒達。
上:「これってお弁当?」と訊ねると、実験用に準備してきたものでした。素晴らしい!.
上:食塩水をつくっているところだけれど、小分けしたパックから出すだけで、実験らしくなるんだよね。
上:協力して実験する生徒達。.
上:銅板とマグネシウムリボンのアップです。マグネシウムリボンは、5年以上放置されたいたので、表面が真っ黒になっていますが、定量実験ではないので大丈夫です。
上:小さな音を確かめる生徒達。
上:かなり大きな電流が発生していますね。
授業を終えて
楽しい実験を楽しんで頂けましたか? 化学電池にならないものを探すことの方が大変なこと、がわかれば十分です。それから、同じ種類の果物なら、美味しいものほどよく電流ができます。イオンがたくさんあるのでしょうね。また、酸っぱいもの辛いものほど良く電流ができます。これも水素イオンやその他多様なイオンがあることから説明できます。
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