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実験19 浮力の大きさ
2016 12 21(水)〜2017 1 16(月)
理科室はじめに
水圧を理解できた生徒にとって、浮力はそれほど難しいものではありません。本時は、水による浮力を矢印によって理解した後、浮力=体積の検証実験を行います。その授業展開は、4年前の記録『実験20浮力の大きさ(アルキメデスの原理)1年(2012年)』がよくできているので、そちらをご覧ください。本ページに掲載しているものは、本年度の記録図1〜図8だけです。
本年度の実践
図1:浮力と体積の関係をまとまた板書(A組、クリックすると拡大します)
図2:浮力と体積の関係をまとまた板書(B組、クリックすると拡大します)
図3:実験準備をしたりU先生の点検を受けたりする様子
点検内容は、物体を水中深くに沈めた時の『ばねばかりの値』
図4:水中に沈めた物体にはたらく重力の測定
図5:2種類の物体について測定している様子
右図7:図6の実験を行う生徒
(クリックすると別角度の画像)
図8:滑車を使って物体を沈める様子
図9:P君の学習プリント(クリックすると拡大します)
終わりに
最近、学習カリキュラムから『水圧を残して浮力を削除する』という動きがありますが、それは中学生の思考の発達がわかっていないと言わざるを得ません。浮力を物理分野から削除するなら、同時に、水圧と大気圧も削除するべきです。ただし、大気圧は地学分野で別ページ『観測3大気圧と風2年(2016年)』のように学習させます。関連ページ
実験20 浮力の大きさ(アルキメデスの原理)1年(2012年)
実験21 水圧と浮力の関係を矢印で表す1年(2012年)実践ビジュアル教科書『中学理科の物理学』
第2章 静かな
力のつりあいアルキメデスの原理 p.38、p.39 よくある重力と浮力の実験 p.40、p.41