このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録 年(2017年度)です

第6時

観察6 ヒトの消化液と消化酵素

2017 4 25(火)
普通教室

はじめに
 機械的にまとめることができる内容です。さらっと終了することが基本です。その上で、子どもたちの興味関心を引き出すことができたら、理解が深まるような楽しい雑談をしてください。


上:A組での板書


本時の目標
・消化器官は、いろいろな消化液を出し、食物を化学的に分解(消化)することを知る
・消化液には酵素があることを知る
・酵素は、特異的にはたらくことを理解する

準 備

生 徒 教 師
  • 教科書
  • 理科便覧
  • ファイル
  • 色鉛筆
  • 本日の学習プリント(1 /人)

授業の流れ
(1)本時の授業内容の紹介 (1分)

(2)人体模型の名前 (3分)

 私が受け持つ3つのクラスは、それぞれ『リカちゃん』『トルティーヤ』『マリオ』という名前をつけました。今日は1つの名前に統一しようとしたのですが、各クラスとも自分のクラスが決めたものが一番良いということになり、私はクラス毎に呼び名を変えることになってしまいました。子どもたちのやる気が高くなったということですから、私も頑張ります。

(3)ヒトの消化器官、消化腺、消化酵素(15分〜20分)
 下表の枠組みは、学習プリントに印刷しておきます。


上:A組での板書


上:A組でのまとめ

(4)教科書による復習 (15分〜25分)
 教科書を読み、これまでの復習をします。

前時の再掲載
 復習には、本日学習したことも含めます。過去形にすることで、頭が活性化させます。また、教科書にはたくさんのトピックがあると思うので、子どものたちの反応に合わせてご指導ください。
※教科書会社のみなさまには、トピックの大幅削除に向けたご努力を要請します。トピックがない教科書があれば、即採用です! これは本当ですよ。なぜなら、出版社各社はページ数を増やせば売れると思っているように拝見しておりますが、反対です。教科書は学習の柱です。柱は増やせば良いものではありません。ヒトの骨格で考えてみれば簡単に理解できると思います。背骨は1本です。1本だから背骨になるのです。その上下に頭蓋骨と骨盤があります。骨にはすべて明確な存在理由があり、不要なものは退化していきます。現在の教科書は残念ながら、骨ではありません。脂肪です。次の改訂では、骨太の教科書をつくってください。採用させて頂きます!

(5)本時の感想、考察 (5分)


上:B組での板書


授業を終えて
 このあたりは、動物というよりもヒト、人体に限定されています。どこか別ページでも述べたように、理科というよりは医学ですね。別教科として立ち上げても良いかもしれません。保健科の時数を増やす案も悪くないでしょう。

関連ページ
消化酵素のまとめ2年(2003年)
半透膜と消化酵素2年(2000年)
有機物はどうなるか2年(2000年)

実践ビジュアル教科書『中学理科の生物学

第4章 食べることと恒常性  ヒトの消化液と消化酵素 p.69
 ヒトの消化管 p.72-p.73

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観察5 ヒトの消化器官

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実験7 だ液のはたらき
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