このページは、レンタカーで周遊するアイルランド、UK 2012 です。 |
旅の技術と率直なアドバイス
目 次
1 名古屋からロンドンまで
2 パスポートとビザ
3 気候と服装
4 持ち物
5 お 金
A) 通 貨(ギリシャ:ユーロ、アルバニア:レック)
B) 換算率
C) 日本の貨幣価値との比較
6 宿泊施設 ※別ページへジャンプします
7 食料事情 ※別ページへジャンプします
8 レンタカー
9 旅を終えて
1 名古屋からロンドンまで
インターネットを使って、ロンドンまでの航空券を調べました。もっと安いチケットもありましたが、飛行時間と乗り継ぎ時間の短かさからフィンランド航空に決めました。この航空券は入国ポイントと出国ポイントを変えることがことができるものなので、ロンドンへ入り『ブリテン島』周遊後、フェリーで『アイルランド島』へ渡って周遊し、アイルランドの首都ダブリンから帰国するルートを希望しましたが、残念ながらダブリン・アウトは不可能でした。結果として、ロンドン往復を手配しました。フィンランド航空
航空券:90,000
セントレア(名古屋空港)使用料:2,500
ヒースロー(ロンドン)空港税:15,350
燃料特別付加運賃:49,000
手配手数料:3,000
総合計金額:159,850旅行代理店:地球旅行専門店『インプレス』松阪市田村町235-1
TEL:0598-25-5688 FAX:0598-22-0277海外保険:3,610
セット保険は2万円ほどするので、ばらがけで購入しました。携帯品は最高額をかけましたが、その他は最低限のものです。・・・事故なく帰国できたので保険は使いませんでしたが、安心料3,610円は納得できます。これまでに何度か請求していますので、もう少し返金しても良いくらいです。
旅行代理店:名古屋栄パルコ西館8階のHIS
上:ヒースロー空港にてロンドン・ヒースロー空港の出国税
入国税は0円ですが、出国税は1万5.350円です。これはフランス(パリ)やオランダなどのユーロ諸国より1万円以上高いので、ロンドンから近くの国まで列車やフェリーで移動し、そこから日本へ帰国することをお勧めします。どう考えても、これは観光客の足元を見たぼったくりです。.
2 パスポート、ビザ
パスポートは絶対に必要です。持っていない人は取得し、持っている人は有効期限と未使用ページ数を確認してください。ピザは2012年現在、アイルランド、UKともに必要ありません。ただし、政情によって変わることがあるので、必ず各自の責任で確かめてください。日本の出入国時はパスポートに出入国スタンプが1つずつ押されます。しかし、アイルランドやUKは押されません。パスポートを見せることすらない場合もあります。今回私がフェリーで出入国した時、私が見せようとしても係官は見ていませんでした。ちょっとびっくりです。
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3 気候と服装
私が旅行した8月(夏)はとても寒く、半袖の日はほとんどありませんでした。最もよく使ったのは、薄手のウィンドブレーカー、薄手の羽毛ジャンパー、薄手のジーンズです。折り畳み傘は必ず持っていた方が良いでしょう。さもなければ、ゴアテックスの上(必要の応じて下)も着用してください。これで突然の本降り雨にも負けません。詳しく知りたい人は、私の旅行記の写真を見てください。現地の人や他の観光客の服装を見て判断するのが良いでしょう。もちろん、ネットで最新の情報や写真を見る方が優れています。
上:旅の初日、空港から市内へ向う地下鉄列車内 (2012年8月6日).
4 持ち物
お金さえあれば、手ぶらで出国しても大丈夫です。日本と同じ程度のものを現地で購入できるからです。ただし、すぐに必要になる歯ブラシやガイドブックは持参した方が良いでしょう。なお、今回はレンタカー中心の旅でしたが、荷物はいつもと同じ程度で合計10kgでした。A) 貴重品
パスポート、パスポートのコピー2
国際運転免許証、日本の運転免許証
UFJカード、シティーバンクカード、現金(163ユーロ、3万円)
セゾンカード、カーマカード、エイデンカード
顔写真(50×40。2枚)、財布1、電卓1、貴重品用ウエストポーチ1
B) パソコンと撮影器材
Mac Book Air1、電源アダプター1、
デジタルカメラ(ニコン D200)、ニコンレンズ18-200
バッテリー2、充電器1、メモリーカード2枚(4G、8G)
デジタルカメラ(Olympus μ1030sw)、バッテリー2、充電器1、メモリー(2G)
マルチ電源変換プラグ1、延長たこ脚アダプター1、カードリーダー1、パソコン接続コード2種類
※Mac Book Airは今回のために購入しました。現地では大活躍!
C) かばん
デイパック(45P緑)デイパック(35P水色)、手提げ袋(30P灰色)
D) 衣 類
麻ジャケット(灰色)、襟つきTシャツ1、スラックス2、パンツ2、Tシャツ2、
サンダル1、靴下2、帽子1、ゴアテックスの雨具上下E) その他
時計(スントのデジタルコンパス付き)
双眼鏡、
歯ブラシ、歯磨き粉、歯間ブラシ
無添加せっけん1、無添加シャンプーとリンス各1、鬚剃り
薬一式、空気枕1、アイマスク1、アーミーナイフセット
旅行資料一式F) 現地で購入したもの
とくになし
※飲食物をのぞく↑このページのTOP
5 お 金
A) 基本はクレジットカード払い
現金よりもクレジットカードで支払うようにしましょう。クレジットカードは、あなたの信用を示します。私はバナナ1本購入するとき、手持ちの現金20セントとカードで払ったことがありました。カードは20セント(24円)でした。私は暗証番号を押して会計を済ませましたが、店員の対応はごく普通でした。スーパーマーケットで数100円の買い物をする時も同じです。これが普通です。もちろん、カードが使えない所(宿泊施設)もあるので、現金数万円を用意しておくことも必要です。B)現金はATMで引き出す
空港や街にあるATMを使って現地通貨を引き出せます。銀行カード2枚(予備1枚を含む)を持参すれば十分でしょう。心配なら、日本で数万円を現地通貨に替えていきましょう。アイルランドはユーロ、UKはポンドです。トラベラーズ・チェック(TC)は時代錯誤です。C) 換算率 (2012年8月現在)
100円= 1ユーロ
127円= 1ポンド(£1)
現地空港内の銀行や両替商で、日本円を現地通貨に替えする場合は5000円までにしましょう。手数料0円でも、両替率が劣悪です。ニコニコ笑顔は有料サービスです。D) 今回の支出合計(27日間)
往復航空券、レンタカー20日分、宿泊費25日分、食費27日分、現地の見学・観光代(オリンピック観戦、エディンバラの国際芸術祭を含む)の総合計で45万円弱です。おそらく、かなり安いと感じる方が多いと思いますが、私にとっては普通でした。なお、オリンピック観戦ツアーは1週間で70万円ぐらいでした。.
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8 レンタカー
(1) 日本で国際運転免許証を取得する
あなたがお住まいの地域で、国最運転免許証を取得してください。ネットで検索すれば、すぐに詳細が分かるでしょう。数時間、数千円で取得できます。(2) レンタルカーをネットで検索し、予約する
レンタカー・国名を入れてインターネットで検索すれば、すぐに見つかるはずです。次に、希望する日時や場所を入れてみましょう。すでに行程が決まっているなら、それから数時間で予約完了できるでしょう。予約時にクレジットカードが絶対に必要です。持っていない人は、すみやかにカードを作りましょう。銀行カードに追加しても、お近くのスーパーで作っても構いません。クレジット会社はビザをお勧めします。(3) 予約確認書を受け取る
レンタカーの予約確認書はe-mailで受け取ることになります。それをプリントアウトしておくと便利です。現地営業所の地図を良く見て、その場所を確認しておきましょう。(4) 現地で車を受け取る
これが一番大変です。なぜなら、初めに契約したものより贅沢な車、より高額な保険を勧めてくるからです。執拗な店員もいますが、基本的に100%断りましょう。あなたが初めに契約した内容で十分です。(5) ランナバウトという交差点
車は日本と同じ左側通行なので、簡単に運転できます。唯一のポイントは『ランナバウト』という交差点に慣れることです。ランナバウトは、交差点内が1つの輪になっており、全ての車は時計回りに交差点へ入り、時計周りで交差点から出るものです。交差点内を旋回中の車が優先なので、侵入しようとする車は最徐行で接近し、右側を見ます。自分の前を通過しようとする車があれば、停止します。なければ侵入し、時計回りに走りながら出口を探します。交差点内は何周しても構いません。出口を見つけたら、ゆっくり近づいて出ます。ウィンカーを出した方が親切ですが、ほとんどの交差点は出している暇がありません。(6) 有料道路は使わなくても十分
有料道路の方が便利ですが、慌てる旅でなければ一般道で十分です。有料道路の一部区間が無料になっていることもあります。その逆もあります。突然、有料の案内が出たら、その直前の脇道に入りましょう。そして、小さな街の中心を通過してから、再び同じ道に戻りましょう。料金も無料に戻っているはずです。これはアイルランド共和国の場合です。UKは基本的に全ての道路が無料です。ガソリン代が日本より高くなっているのはそのため、という話もあります。ただし、新しくできたトンネルなどは有料です。
『toll』の表示があれば、その先有料です。その直前に必ず分岐道があるので、いやなら脇道に入りましょう。ゆっくり周り道を楽しむことができます。
(7) カーナビは高額だけれど便利
今回はナビを使いませんでしたが、あれば無駄な走りをせずに済んだことが何回もありました。どこを走っているのか推測することが大変でしたが、それも楽しみの1つとすれば良いことです。私はカーナビがない時代も生きていたので大丈夫です。もっと昔の人は自動車、正確な地図、コンパスもありませんでした。常に最新の装備を求めることは金があれば誰でもできることなので、不便さの程度を選択することが旅、人生の醍醐味といえるでしょう。
9 旅を終えて
イングランドはもう行きたくありません。ロンドンは面白い街だと思いますが、ごちゃごちゃしているのが最近嫌いになってきたので、今の私は興味ありません。とくに、世界遺産に指定されているリバプールは失望しました。その原因になった事件の一般公開する予定はありません。スコットランドは悪くないと思います。とくにオークニー諸島は楽しかったから、その他離島に住んでいる人達は愉快な人々だと思います。黄色人種を蔑視するような視線も感じませんでした。
ウェールズや北アイルランドは、ほどんど歩いていないので、よく分かりません。とても田舎で、簡単には打ち解けないけれど、心底優しい人々が住んでいるような気がしました。イングランドとは全く異質であるだけでなく、イングランドを嫌っているよう感じました。どこか彼らに親近感を感じたのは、イングランドに対して同じ感じたからからでしょう。仲間意識を感じた土地でした。
以上はUK(連合王国)ですが、UKとアイルランドを比較した場合、圧倒的にアイルランドの方が魅力的です。アイルランドは、道を歩いていても垣根や監視カメラを感じません。人々が互いに信頼しあっているようです。アイルランド人としての共通のアイデンティティーを持っているようにも感じました。