HomeMr.Taka 中学校理科の授業記録1年(2016年度)

観察7 火成岩6種類と鉱物6種類

     2017 2 1(水)〜2 8(水)
     理科室

はじめに
 前時『観察6マグマで決まる火山3種類』は、マグマを3種類にわけました。マグマの分類基準は、色・温度・粘りけでした。本時は、マグマの色の注目し、色が変わる原因を調べます。

 マグマの色は無段階で変わりますが、白・灰・黒の3段階に分けます。その成分を調べると、無色鉱物と有色鉱物の含有率が違うことがわかります。つまり、無色鉱物が多いほど白、少ないほど黒になるわけです。

 マグマが冷え固まったものを火成岩といいます。火成岩の分類方法は、まず、無色鉱物と有色鉱物の含有率によって3種類にわけます。次に、冷え固まり方によって、それぞれを2つに分けます。地表近くで冷えたものを『火山岩』、地下深くで冷えたものを『深成岩』といいます。このようにして、火成岩は合計6種類に分けることができます。

 なお、本年度の画像記録がないので、授業の様子は4年前の記録『観察5火成岩6種類と鉱物6種類1年(2012年)』をご覧ください。本年度とほぼ同じです。


図1:学習プリントに合わせた板書(観察5火成岩6種類と鉱物6種類1年(2012年)から)


図2:学習プリントの上に岩石標本をおいてスケッチする生徒
観察5火成岩6種類と鉱物6種類1年(2012年)から)


終わりに
 火成岩6種類の観察・スケッチは楽しい作業です。色鉛筆を使わせてください。スケッチする時は、粒(鉱物)の名称も記述させるようにしましょう。そして、次の時間は、偏光顕微鏡をつかって、さらに詳しく鉱物を調べることを知らせます。

他年度の実践
観察5 火成岩6種類と鉱物6種類1年(2012年)

観察6 火成岩6種 3年(2001年)
観察7 火成岩と鉱物の関係 3年(2001年)
観察14 鉱物と火成岩の関係 1年(2002年)

実践ビジュアル教科書『中学理科の地 学

 第章 地 球   マグマからできた火成岩   p.76、p.77 
 火成岩をつくる造岩鉱物   p.78、p.79 

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→ 観察7* 偏光顕微鏡で火成岩を観る

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