このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録> 1年(2013年度)です |
第6時
観察6:裸子植物 マツの花2013 4 26(木)、27(金)
第1理科室
昨年度の実践『観察5 裸子植物 マツの花』はじめに
この授業内容は、昨年度とほぼ同じです。詳細は昨年度の実践『観察5 裸子植物 マツの花』をご覧ください。このページは本年度の「実物投影器を使った風景」「教科書を使った確認風景」「板書例」「生徒の学習プリント」のみを掲載します。なお、今年のマツは昨年とほぼ同じ、イチョウの雄花はやや早く咲きました。
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上2枚:テレビ画面に写した昨年の雌花(左)と今年の雄花(右)低い解像度でしたが、生徒からさまざまな反応がありました。常識的にみて、気持良い映像ではないので、観察する観点を明確に指示することが大切です。
上:昨年の雌花.
上:今年の雄花教科書の図版を使って再確認する様子
下の写真は、教科書を使って確認させている場面です。教科書の他に、問題集や理科便覧の図版でも確認させれば、理解度が高まります。とくに、「問題集の図版による確認」は、定期テストや各種テストで得点できるようになるので、現実的な喜びが期待できます。入試を含めたテスト問題に使われる図版は同じようなものなので、いくつかの問題集の図版を確認させると非常に効果的です。授業では、下の写真のように「指さし」した後に、それらの名称を呼称させました。
上:教科書の雌花を指摘する生徒.
上:教科書の雄花の花粉のうを指摘する生徒.
上:問題集の雄花のりん片の花粉のうを指摘する生徒「指さし」直後に、答えを筆記用具で記述することは禁止です。自宅で復習するほうが効果的だからです。なお、問題集の答えは、4月当初に全員配付してあります。
上:2013年5月1日、1年写生会会場「瑞穂公園」のマツの雌花、雄花、1年前の雌花、松ぼっくり.
上:2013年4月28日、名古屋大学テニスコート北側のマツの若い雄花
上:Dさんの発見と感想
上2枚:生徒2人の学習プリント
授業を終えて
昨年度は喋り過ぎたようなので、今年は「生徒に答えさせたり説明させたりする時間」を長くしました。上手くできたと思います。なお、昨年はマツを学習する前に「 単子葉植物の花とからだ」を調べましたが、今年は単子葉植物の観察に適した花が咲いていないこともあり、割愛しました。そのかわり丁寧に「維管束」を学習します。関連ページ
・ 観察5 裸子植物 マツの花 1年(2012年)
・ 観察4 マツ・イチョウの花 1年(2002年)
・ 観察7 マツ、イチョウ 1年(1999年)
・ 科学的なスケッチの描き方(若手教師のためのワンポイント・レッスン)
・ ルーペや顕微鏡の使い方(同 上)実践ビジュアル教科書『中学理科の生物学』
第1章 生命とは何か 観察の基礎 p.20 第5章 花と植物 子房がない植物『裸子植物』
マツの花と種子の観察p.101
p.102〜p.103
第5時 ←
観察5 瑞穂公園の野草→ 第7時
観察7 野草で調べる葉脈と根の関係