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実習14:生活場所による植物の分類2016 6 2(木)、6(月)、7(火)
理科室はじめに
本年度の記録は図1〜図3のみです。指導手順&内容は『実習23 生活場所による植物の分類 1年(2012年)』をご覧ください。
図1:A組の様子(クリックすると拡大します)
図2:B組の板書 (クリックすると拡大します)
図3:C組の板書 (クリックすると拡大します)
以下は『実習13 生活場所による植物の分類1年(2013年)』の再編です。 生活場所による植物の分類
分類ポイント 藻 類 コケ植物 シダ植物 裸子植物 単子葉植物 離弁花類 合弁花類 生活場所
水 中 ←----------------------→ 陸 上 水 中 湿った場所 日 陰 陸 上 水を吸収する部分 からだ全体
根(維管束) 受精場所 水 中
雨の日 陸 上
ふえ方
胞 子
種 子 発生する場所
体 外 体内(子房がある) 主な器官
特になし
雌株、雄株
(造卵器)
(造精器)
前葉体
(造卵器)
(造精器)
花、胚珠(種子植物)
雌花、雄花
(裸子植物)
雌しべ、雄しべ
子房(被子植物)平行脈、ひげ根
(単子葉植物)網状脈、主根と側根
(双子葉植物)
上:まだ学習してないページの教科書をみながらまとめる生徒終わりに
植物の体のつくりは環境によって変わります。これは人類も同じです。環境や友だちによって性格が変わることも理解できると思いますが、食べ物によって身体が少しずつ変わっていきます。江戸時代の平成時代の平均身長は、20cmほど違うのではないでしょうか。栄養状態がよいと生物は巨大化していくような気もしますが、私は専門家ではないのでわかりません。さて、2021年度から完全施行される学習指導要領では、植物と動物の生活場所を同時に学習するようです。一体、どのようになるのか知りませんが、これが本当だとすれば大きな失策といえるでしょう。植物と動物を比較することは重要ですが、中学生レベルではそれらをまとめるのではなく、それぞれの中で比較・分類できることを学ぶべきです。いきなり(すべての生物ともいえる)動植物を比較・分類させる学習過程は基礎を軽んじている、と私は思います。1年で植物、2年で動物、(必要なら)3年でその他の生物界も入れて統合、という学習段階を踏むべきです。文科省の方は、再考をお願いいたします。 2019年1月20日公開
関連ページ
実習13 生活場所による植物の分類 1年(2013年)
実習23 生活場所による植物の分類 1年(2012年)※
植物の分類 1年(1999年)
1年植物のまとめ 1年(1999年)
生物の分類実践ビジュアル教科書『中学理科の生物学』
第5章 花と植物 植物の分類 p.100 第1章 生命とは何か 単細胞生物から多細胞生物へ p.14〜 p.15 第8章 進化と分類 水との距離から体の構造を考える
生物を5つの仲間に分けるp.146〜 p.147
p.150〜 p.151
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