HomeMr.Taka 中学校理科の授業記録1年(2016年度)


観察12 藻類、葉緑体による藻類の分類

     2016 6 1(水)、2(木)、3(金)
     理科室

はじめに
 本年度の記録は図1だけです。指導内容&手順は『観察22 藻類1年(2012年)』をご覧ください。


図1:本時の理科室(クリックすると拡大します)

 以下は『観察12 藻類1年(2013年)』の再編です。

海藻は植物 (観察22 藻類1年(2012年)から)
 植物は葉緑体をもつ多細胞生物です。ただし、これは私独自の定義です。生物の分類はとても難しく、毎年のように新しい方法が提案されています。文部科学省は「藻類は植物ではない」としていますが、私は「植物:葉緑体で光合成をおこなう多細胞生物」と定義しています。「光合成をおこなう単細胞生物ミカヅキモ、クロレラ、ミドリムシなどは除外し、ゾウリムシやアメーバーと同じ単細胞生物の仲間として分類しています。詳細は別ページ『
生物の分類』をご覧ください。


上:水で戻した乾燥ワカメを取り出す様子


上:水で戻した乾燥ワカメを取し、適当なものを選ぼうとする様子


上:細胞分裂を紹介してまとめたワカメの生活史

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左:テレビに映したワカメの顕微鏡映像(600倍ぐらい)
右:テレビに映したコンブの顕微鏡映像(600倍ぐらい)


上:A君の学習プリント


上:B君の学習プリント

終わりに
 自宅から乾燥した藻類を持参させてください。『海苔』『ふりかけ』『海藻サラダ』などです。それらを水で戻せば、簡単に植物細胞を観察することができます。とても簡単&感動する観察・実習授業ができます。

関連ページ
観察12 藻 類 
1年(2013年)
観察22 藻 類 
1年(2012年)※
観察14 藻 類 
1年(1999年)
観察9 微生物 
1年(2002年)
観察4 水中の微生物 1年(1999年)

実践ビジュアル教科書『中学理科の生物学
第5章 花と植物   水中で生活する植物『藻類』
 植物の分類
 p.108〜 p.109
 p.100
第1章 生命とは何か   単細胞生物から多細胞生物へ  p.14〜 p.15
第8章 進化と分類   水との距離から体の構造を考える   p.146〜 p.147
 生物を5つの仲間に分ける  p.150〜 p.151

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コケ植物

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実習 →
生活場所による植物の分類

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