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実習6 凸レンズがつくる実像と虚像2016 11 4(金)〜10(木)
理科室はじめに
本時は作図中心の授業です。その展開は高い完成度になっているので、詳細は4年前の記録『実習7 凸レンズがつくる実像と虚像1年(2012年)』をご覧ください。そこでは2時間使うことを推奨しています。また、以下の関連ページには、詳しい指導手順が掲載されています。関連ページ
実験8 凸レンズの見え方(実像)1年(2002年)
実像を作図する1年(2002年)
実験9 凸レンズの見え方2(虚像)1年(2002年)
実験10 凸レンズのまとめ1年(2002年)
補足 凸レンズの中心と通る光本ページは、私の授業スナップ写真だけです。
授業スナップ写真
図1:小さな工作物図1右上をみてください。黄と赤の画用紙でつくった矢印があります。とても簡単な工作物ですが、これ1つで大きな違いが生まれます。ぜひ、お試しください。 また、授業内容とは関係ありませんが、先生がまっすぐに手を挙げると、生徒も同じようにしっかり手を挙げるようになります。
図2:板書内容に合わせ、実演する私図2の私が持っているものは、小さな凸レンズです。私は凸レンズを通して、Aの矢印を見ようとしています。生徒には、私の目にどのように見えているのか想像させます。疑似体験させるわけです。
図3:板書の立ち位置授業内容とは無関係ですが、図3の私は黒板右に立っています。一般的な板書の立ち位置は逆ですが、すべての生徒から見えるように、左右どちらからも書けるようにしておきましょう。図3では、左右の立ち位置を途中で変えながら書いています。
図4:凸レンズで虚像を作って見せる様子凸レンズを持って、先生の目を見せてください。生徒たちは大きくなった先生の目(虚像)を見て、大喜びするはずです。次に、凸レンズを配布し、生徒たちに遊ばせます。なお、大勢の中には遠視の生徒がいます。その子は凸レンズ、いわゆる老眼鏡を使っています。事前にその子が楽しくなるような解説を、全員にしておきましょう。
図5:黒板右に立って解説する私
終わりに
作図中心の授業になりますが、生徒に凸レンズを持参さることで、理解度はぐっと高まります。レンズがない生徒には、学校のものを貸し出しましょう。作図ができた生徒は、先生のところにプリントを持って来させます。先生は点検し、合格印を押してください。全員、合格させることが目標です。そして、次の時間も同じように作図することを伝えます。作図し、合格印をもらった人から、光学台の実験を行わせます。なお、その記録はありません(すみません)。4年前の記録『実習7 凸レンズがつくる実像と虚像1年(2012年)』をご覧ください。
関連ページ
実験8 凸レンズの見え方(実像)1年(2002年)
実像を作図する1年(2002年)
実験9 凸レンズの見え方2(虚像)1年(2002年)
実験10 凸レンズのまとめ1年(2002年)
補足 凸レンズの中心と通る光実践ビジュアル教科書『中学理科の物理学』
第5章 目で見る 光 凸レンズが作る実像と虚像 p.100 虚像は目の中で焦点を結ばない
実像は目の中の網膜(スクリーン)にできる像と同じp.101 焦点距離と2つの像 p.102、p.103 凸レンズの中心を通る光 p.105欄外