このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録 年(2017年度)です

第86時

実験15 熱エネルギー(熱量、cal)の計算 

2018 2 6(火)、8(木)
理科室

はじめに
 この実験中心の授業は、私のHPに繰り返し掲載されています。実験値と理論値を比較したり、実験誤差を考察したりできる素晴らしいものです。中学生の発達段階に整合していますので、ぜひ、あななの授業カリキュラムに取り入れてください。2018年現在、文科省の学習指導要領にはありませんが、子どもたちのために1日も早く取り入れて欲しいと思います。 よろしくご検討ください。

 なお、このページは記録は本年度の写真スナップが中心です。詳しい授業内容は10年前の記録『実験112つの水を混ぜる3年(2008年)』をご覧ください。また、この学年の生徒は来年3年生でも同じ実験『実験23 熱量が違う2つの水を混ぜる3年(2018年)』を行っています。

関連ページ
骨格となる先生の言葉若手教師のためのワンポイント・レッスン
実験2 熱の移動
     1年(1999年)
熱量(calとJ)について 2年(2003年)
電力・電力量(熱量)  2年(2000年)
物理単位


図1:本時の学習プリント(クリックすると拡大します)


本時の目標
・水を使った熱量(カロリー)計算ができるようになる
・熱量が違う水を混ぜ、理論値と実験結果が一致しているか確かめる
・温度計そのものの誤差について理解する

準 備

生 徒 教 師
  • 教科書
  • 理科便覧
  • ファイル
  • 本日の学習プリント(1 /人)
  • 100℃温度計(2 /班)
  • 200mL、300mL、500mLビーカー(各1以上/班)
  • やかん
  • 瞬間湯沸かし器
  • 氷を入れるバット
  • 合格印

授業の流れ
(1)本時の授業内容の紹介 (1分)

(2)2つの水を混ぜた時の温度 (10分〜15分)
 図2のように、理論を教えます。


図2:2つの水を混ぜた時の熱量計算


図3:実験値を理論値を比較することを目的とする

(3)実験の手順(5分間)


図3:実際に実験する時の例


図4:同上(別クラス)

(4)生徒実験『2つの水を混ぜる』(25分間)


図5:温度計と視線を垂直にして、初めの温度を測る


図6:同上(500mLビーカーに湯300mLを入れている)


図7:2つの水を混ぜたら、温度計2本の値が同じになるはず
 同じにならなければ、中間の値とする。


図8:同上


図9:M先生に実験支援&合格印押印のお手伝いをしていただきました

(5)本時の感想、考察 (5分)


授業を終えて
  楽しい授業でした! M先生に支援していただいたおかげで、実験および実験値について丁寧に指導することができました。ありがとうございました。

関連ページ
実験11 2つの水を混ぜる3年(2008年)
骨格となる先生の言葉若手教師のためのワンポイント・レッスン
実験2 熱の移動      1年(1999年)
熱量(calとJ)について 2年(2003年)
電力・電力量(熱量)  2年(2000年)
物理単位

実践ビジュアル教科書『中学理科の物理学

第1章 量と単位   単位には意味がある p.8
 国際単位系(SI単位系) p.8
第8章
熱エネルギー
 ガスバーナーで水を加熱する p.148
 熱エネルギーの移動 p.152

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実験14 電気で湯を沸かす

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実習16 2つの熱量の関係
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