このページは『世界自然遺産に指定されたばかりの
父島と毋島を巡る13日間の旅
2012 march.20 - april 1 です。

世界自然遺産に指定されたばかりの
父島と毋島を巡る13日間の旅

 2011年夏、小笠原諸島(東京都小笠原村)はユネスコの自然遺産に指定されました。

翌年、私は春休み(2012年3月20日〜4月1日)を利用して
一般観光客が訪問できる父島と毋島を歩きました。


上:世界遺産指定地域の固有種オガサワラビロウの小道を歩く筆者
2012年3月28日、東京都小笠原村毋島

 旅程表
B 日 記

1 小笠原丸で父島に渡る

写真右:出港から20分後、今年2月12日に開通した東京ゲートブリッジを見送る『おがさわら丸』の乗客(一番高いデッキから撮影)

2 父島に初上陸

写真右:25時間30分後、予定通り父島に着岸した『おがさわら丸』から撮影した二見港の出迎えの様子。30軒ほどの宿の看板が並び、観光客は予約した宿を探していました。

3 貸バイクでシュノーケリング

写真右:元町から徒歩でもいけるポイント『宮之浜』で撮影したキイロハギ。原付きをレンタルし、シュノーケリングしながら父島を1周しました。

4 父島周辺のダイビング3本

写真右:ダイブ100本目を迎えたまいちゃんを囲んで記念撮影(photo by なぎさ)。予約なしで飛び込んだダイビング『パパス』さんで楽しい思い出をつくらせてもらいました。

5 ダイブ2本と小笠原丸お見送り

写真右:午前のダイブ・ポイントへ向う途中、超至近距離まで近寄ってきたザトウクジラの子ども。午後は内地へ戻る『おがさわら丸』お見送りでもダイブ! しました。

6 船で島巡り&ドルフィンスイム

写真右:ハートの形をした赤いハートロック。生憎の期待していたドルィんスイムはダメでしたが、思いもかけない父島の島巡りができました。船でほぼ1周したのではないかと思います。

7 毋島の乳房山を歩く

写真右:目の周りが黒い小笠原諸島の固有種ハハジマメグロ。人をあまり恐れない鳥で、私が水場に水を注ぐのを待っていたかのように舞い降りて来ました。

8 母島周辺のダイビング3本

写真右:ヒレナガカンパチとクマザサハナムロ。透明度15m。その他の条件も悪かったので、もう一度潜りたいです。できればボニンブルーの夏に。

9 毋島の南崎周辺トレッキング

写真右:小笠原に20個体ほどしかいない希少種ヤツガシラ。ここと乳房山のトレッキングで、山歩きの楽しさを思い出しました。ゆっくり歩けば歩くほど発見があります。

10 毋島御幸之浜で貨幣石探し

写真右:貨幣石(大型有孔虫の化石)が山のように詰まった世界水準の地層がある御幸之浜。私はマニアじゃないけれど、化石で1人で大騒ぎでした。

11 父島南部のトレッキング

写真右:高山の南にある展望台に至る道(展望台まで徒歩2分)からの風景。父島でトレッキングするなら、100%お勧めのポイントです。マグマが固まってできた地球の誕生を感じられます。

12 また来るよ! 小笠原

写真右:おがさわら丸を見送る船、に応える乗船客。この時空間を体験するだけでも小笠原に行く価値があるのではないか、と思うほどです。

13 ===
C 出合えた生物、自然
 以下のページは、日記から該当する部分を抜粋し、再編集したものです。各ページは、観察のためのアドバイスもあります。


陸上の生物
(植物、動物、菌類など)
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海洋の生物
(魚類、刺胞動物など)
→ ビデオ『スターフィッシュパレード』
→ ダイビンング・ログ
.
ザトウクジラ
. .

イルカと泳ぐ
. 岩石、化石、地質 .
天体
. .

D 旅の技術と率直なアドバイス
 1 名古屋から小笠原まで
 2 服装と季節
 3 持ち物
 4 お 金
 5 山歩き
 6 海で遊ぶ
 7 宿泊施設
 8 食料事情
 9 交通機関
 10 旅を終えて

ではまた。
みなさん、良い旅を!

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