このページは、Mr.Takaの授業記録  2年(2003年度)です

 理科の授業記録
 中学校
2年2003年度

 2003年度に実践された全ての授業が掲載されています

2003年度の授業スケジュール
 他学年の先生と理科室や実験器具について話し合った結果、本年度の2年生は次の順に学習することにしました。

1 天気とその変化(地学)
2 電流とその利用(物理学)
3 動物の生活と種類(生物学)
4 化学変化と分子、原子(化学)

決定にあたって
 現在の予定では、来年度の3年理科の授業時数は2/3に激減する。いくら文部科学省が指導内容を精選したといっても無理が生じることは避けられません。私は被害を最小限に食い止めるため、通常の進度よりも早く3年生の範囲を学習するようにしました。余談ですが、これまでの私が勤務した中学校では、3年理科の授業を4時間確保してくれるという素晴しい環境を与えて下さったので、来年度は私にとって半分の授業時間しかありません。密度にして2倍、気合いを4倍入れてがんばる覚悟です。


毎日の授業記録

地 学 天気とその変化
1 観測1 いろいろな雲
・ 雲10種類のスケッチ(積雲と層雲)

2 実験1 雲を作ろう
・ 水の分子モデルによる状態変化の復習
・ 水蒸気(気体)は見えないが、水(液体)は見える

3 実験1の2 雲を作ろう
・ 試験管と浣腸器を使った実験

4 実験2 露点の測定
・ 氷を使った実験

5 実験3 湿度の測定
・ オーガスト乾湿計の理論

6 観測2 気温と湿度の関係
・ 校内自由研究のすすめ

7 気温と飽和水蒸気量
・ 飽和水蒸気曲線の理論

8 湿度の求め方
・ 悔しいけれど1時間復習するしかない

9 観測3 気圧の測定
・ アネロイド気圧計の理論

10 観測4 風向・風速の測定
・ 気分転換をかねて校内を歩き回る小学生レベルの観測

11 日本の天気
・ 日本に四季がある原因を日本周辺にある4つの気団から説明

12 4つの前線
13 これまでの復習
14 実習2 等圧線
15 低気圧の誕生から消滅
16 1学期中間テスト返却
17 天気図を書こう1
・ 天気の決め方(快晴、晴、くもり)
・ 天気の記号
・ 雲量の測定方法(天気の記号からさらさらっと指導すれば良い)

18 天気図を書こう2
19 天気図を書こう3
物理学 電流とその利用
 1 実験1 静電気
 2 直列回路と並列回路
 3 実験2 回路を組もう
 4 基本操作1 電流計
 5 実験3 回路に流れる電流
 6 基本操作2 電圧計
 7 実験4 回路にかかる電圧
 8 これまでの復習
 9 1学期期末テスト返却
10 1学期自己評価基準
11 実験5 電流と電圧
12 電流と電圧の関係
13 実験6 オームの法則
14 実験7 抵 抗
15 実験8 合成抵抗
16 これまでのまとめ
== 夏 期 休 業 ==
17 実験9 磁石のまわりの磁界 → 磁界を立体的に観察する
18 実験10コイルのまわり磁界
19 実験11右手の法則1
20 実験12右手の法則2
21 実験13左手の法則
22 これまでの復習
23 実験14モーターを作ろう
24 モーターを作ろう2
25 実験15電磁誘導
26 実験16電流による発熱
27 実験16の続き
28 発熱(calとW)について
29 2学期中間テスト返却
生物学 動物の生活と種類
 1 観察1いろいろな動物
 2 観察2草食動物と肉食動物
 3 観察3 目
 4 観察4 耳
 5 観察5 皮 膚
 6 観察6 鼻・舌
 7 観察7 脳
 8 観察8 神 経
 9 観察9 骨格と筋肉
10 これまでのまとめ
11 観察10 消化器官
12 食物と消化酵素
13 実験1 だ液の働き
14 消化酵素のまとめ
15 2学期期末テスト返却
16 2学期自己評価基準
17 観察11 吸 収
18 観察12 肺と2つの呼吸
19 観察13 心臓と2つの循環
20 観察14 血管と血液
21 観察15 腎臓と肝臓
22 セキツイ動物のなかま
23 無セキツイ動物
24 3学期中間テスト返却
化学 化学変化と分子、原子

 1 実験1 鉄と硫黄の化合(硫化)
 2 実験2 銅と硫黄の化合(硫化)
 3 実験3 鉄を熱する(酸化)
 4 実験4 銅の酸化
 5 実験5 マグネシウムの酸化
 6 実験6 使い捨てカイロ  ←ゆっくりとした酸化(化合)
 7 化学変化(化合)のまとめ
 8 原子周期表、原子と分子
 9 実験7 質量保存の法則(アンモニアの生成)
10 質量保存の法則2(二酸化炭素の生成、硫酸バリウムの沈澱)
11 2年学年末テスト返却
12 学年末自己評価基準
13 実験8 酸化銀の分解(還元)
14 実験9 酸化銅の還元
15 原子を組み合わせていろいろな物質を作ろう
16 実験10 水の電気分解
17 実験11 塩化銅の電気分解
18 単体と化合物
19 原子の大きさ
20 実験12 べっこう飴
21 実験13 かるめ焼き

===note===
◎ 化 合

Fe+ 硫黄(加熱する、硫化→ 硫化Fe    大きな発熱反応 化学反応式、発熱か吸熱か
Cu+ 硫黄(放置する、硫化)→ 硫化Cu    前時の復習、CuS実験、FeSの再実験
Fe+ 酸素(燃焼させる、酸化・燃焼)→ 酸化鉄 定量実験 化学反応式、グラフ化
Cu+ 酸素(加熱する、酸化)→ 酸化銅     定量実験 前時の復習、酸化Cuの実験、酸化Feの再実験
Mg+ 酸素(加熱する、酸化・燃焼)→ 酸化Mg 前時の復習、酸化Mgの実験、酸化Feの再々実験
水素+ 酸素(火をつける、酸化・爆発→ 水
炭素+ 酸素(加熱する、酸化)→ 二酸化炭素、一酸化炭素 化学反応式のまとめ

塩酸+ Mg(混合する)→ 塩化Mg+ 水素   定量実験
塩酸+ Fe(混合する)→ 塩化Fe+ 水素   定量実験
塩酸+ Zn(混合する)→ 塩化Zn+ 水素   定量実験
塩化アンモニウム+ 水酸化Na(混合する)→ 塩化Na+ アンモニア+ 水

◎ 分 解
炭酸水素Na(加熱する)→ 炭酸Na+ 二酸化炭素+ 水  時間があれば飴づくり
酸化銀(加熱する、還元)→ 銀+ 酸素
酸化銅(加熱する、還元)→ 銅+ 酸素
塩化銅(電流を流す、電気分解)→ 銅+ 塩素
塩 酸(電流を流す、電気分解)→ 水素+ 塩素    水素の爆発
(電流を流す、電気分解)→ 水素+ 塩素


 ・ 実験8 Mgと塩酸の反応 ←1年生でやっている
 ・ 実験9 金属と塩酸の反応 ←1年生でやっている
 ・ 実験10 炭酸水素ナトリウムの分解 ←1年生でやっている

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